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本 ・本 (221ページ) / ISBN・EAN: 9784781606866
作品紹介・あらすじ
マナーの悪いドライバー、態度の悪いウェイター、バカ上司のアホ指示、出合い頭の罵声――無神経な言動で、一日が台無しになった経験、ありませんか?
他人にふりまわされず、自分にとって大事なことだけに目を向けることができれば、人生はもっとシンプルで楽しくなるはず。Yahoo!で全米のクレーマーを相手にしてきた著者が伝授する、周囲に惑わされない「心の整え方」。
感想・レビュー・書評
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この内容で本を出せるとは不思議…
とりあえず毎朝すれ違うキモ男も、
今隣にいるやつも、みんなゴミバケツです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
=誰もがムカついているこの世の中で・・・
こんな世の中を変える唯一の方法は、まず、
自分自身がかわること。他人の言動を云々するのは
自分が変わってからでも遅くない。
この本で提供したいのは、よりよい人生が送るのための
羅針盤となるものだ。
宗教・人種・文化・経済的事情・学歴にかかわりなく、
誰にでも今すぐ活用可能な「できるだけムカつかず、
かつ他人をムカつかせることなく生きるためのルール」
名付けて「『ごみバケツ』の法則」である。
【ごみバケツ】の法則
1.「ごみバケツ」をやりすごす。
2.自分の中の【ごみバケツ】をやりすごす。
3.他人に【ごみ】を投げ捨てない。
4.【ごみバケツ】を救済する。
5.【ノーモアごみバケツ!の誓い】を守る。
6.【ごみサイクル】から抜け出して「感謝サイクル」に入る
7.【ごみバケツ立ち入り禁止区域】に住む
8.【ごみバケツ立ち入り禁止区域】で働く。 =
周りにあふれる【ゴミ】にどう対処して自分を守りつつ
揺り動かされないで快適に過ごすかのアイデア。
ぜひ実行したいです。 -
ごみバケツ(ストレス.自分ではどうにもならない事)の相手をしない。忘れるより、その場でやり過ごそう。
「あらゆる人間の心の奥底には、慈悲と寛容がある。肌の色や育ちや信仰の違う他人を憎むように生まれついていない。人の善良さという炎は、見えなくなることはあっても、消えることはない」ネルソン.マンデラ
どうにもならないストレスや問題と言うゴミにエネルギーを注ぐより、人の善良さを信じてうまくやり過ごしていきたい。 -
仕事も人生もうまくいく方法には共通点があるのではないかと最近思っていました、我侭なお客さんの要求は愛する妻からの”甘え”だと思えば、聞いている時の気持ちも変わります。
この本の著者は、「心の中にあるバケツに、柄杓で水を入れる」という表現をしています。自分のバケツを満たすには、まず相手のバケツに水を満たすことが”コツ”であると私は理解しました。この法則は会社でも家でも通用するものだと思います。
特に役に立ったのは、ネガティブ言動1回に対して、職場関係ではポジティブ3回に対して、夫婦間では5回という点、ポジティブの比率が高すぎても逆効果(p54)というものでした。
以下は気になったポイントです。
・人の生活は”他人とのかかわり”によって作られる(p3)
・朝鮮戦争において捕虜となったアメリカ兵は、肉体的な拷問は少なかったものの、「マラズマス:抵抗するのをやめ、なすがままになる」が原因で多くの兵士が死亡(死亡率:38%)し、アメリカ陸軍史上最も高い(p13)
・北朝鮮のやりかたは、「人間関係から得られる心の支えを奪う」ことがポイントで、1)密告させる、2)自己批判させる、3)上官・祖国に対する忠誠心を打ち砕く、4)心の支えになるものを奪う、にあった(p15)
・密告する相手が、北朝鮮側ではなく仲間であることで、捕虜同士の思いやり、信頼感、連帯感がなくなる(=善意のバケツから水が減る)状況を作り出した(p16)
・バケツと柄杓の理論:人は誰でも心にバケツをもっている、水が溢れている時が最高の状態、さらに柄杓も持っている、他人と接するときには必ず使用する。誰かのバケツに水を注げば、自分のバケツにも水がたまる(p19)
・子供の成績を見た場合には、まず<A>をとった科目に目を向けて、その後で<F>の成績をどうすべきかを考えると前向きな話し合いができる(p46)
・テストの成績について、褒めた場合と叱った場合は、2日目までは両者とも同じ良好な効果を見せるが、その後は褒めた方が伸び続け、叱った方は低迷する、無視した場合は始めから低迷したまま(p48)
・人は一日に2万の「瞬間」を経験していて、記憶されているものは、ある瞬間のイメージ(p50)
・夫婦間においては、ネガティブな言動1回に対してポジティブな言動5回、職場関係ではネガティブ言動1回に対してポジティブ言動3回が良い、但しポジティブの比率が13倍を超えると悪影響となる(p54) -
ストレスのないように過ごしましょうね、ストレスが降ってきそうなら無視して、周りの人にストレスを与えないようにしましょうね、というお話し。邦訳がいまいちなのかなぁ。
坂東智子の作品





