- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781606903
作品紹介・あらすじ
19世紀ヨーロッパを筆頭に各地でおこった産業革命より、さまざまな商品があふれ飛躍的に人々の生活が豊かになった。しかし時代が進むにつれ、富は集約され、貧富の差は拡大するばかり。その根本原理とはなんなのか?また、我々がとるべき対応策とは…?現代経済学の基礎を築いたとされる世界的名著を漫画化。
感想・レビュー・書評
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今まで国富論を知らずに政治経済を語っていたのが恥ずかしい、今読んでも凄い本です。長いので漫画で読みましたが…。
響いたのが、労働階級の賃金を上げ人口を増やすことで国の生産性を上げるという点です。日本は逆なんですよね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アダム・スミスは「近代経済学の父」と呼ばれているが、哲学者だけあって哲学的思想が根底にあるのだろう。
重商主義を批判し、生産性を高める分業も「モノの値段」も
利己心で成立する。
利己心によって個人が利益を追求していった結果、社会的分業体制となり「見えざる手」によって価格が均衡していく。
また、担うべき3つの国の役割が、(1)国防(2)司法(3)公共施設の整備(公共事業)という点には深く共感する。 -
2020.35
・分業が進み、単純労働ばかりしてると、思考力、問題解決力、工夫して取り組む力が衰える。
・教育については市場原理から外し、公共事業で行うべきである。
・長期的に、建設的な努力が必要。 -
レビュー省略
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まんがで読破を読破するシリーズ。
「見えざる手」で有名な経済学の父アダム・スミス。その主著である国富論を資本家の息子で自らも工場経営に乗り出すエドウィンの取り組みを通して描く。途中、エピソードで語りきれないところにはアダム・スミスを登場させてレクチャーするスタイル。
産業革命によって発展を遂げたイギリス。貴族の社会からブルジョアとプロレタリアートの対立する資本主義社会へ。なにが最適な「富の分配」なのか。難しいですね。 -
有名な「神の見えざる手」という言葉に頼っていないし、研究者の間で近年強調されてるらしい「道徳感情論」との関係を感じさせる物語を通じて語られています。立派な入門書だと思いました。
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マンガで読むとつまらなかった、ドラマパートが悪い?
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なんとなーく知っていたアダムスミスの国富論。
経済の基礎って言われる意味がわかった! -
難しくて訳が分からんかった。国民が枯渇しながら富の増大などできるはずがない。利益は所詮あくまで次の投資のための備蓄です。ほどほどにしないと結局不利益になります。人間主義の経済学に共感。世界の名著というだけあってわかりづらいがマンガにしてもそのエッセンスさえつかみとることはできなかった。
著者プロフィール
アダム・スミスの作品






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