「日本経済ダメ論」のウソ - 日本が絶対に破産しない、これだけの理由 (知的発見!BOOKS)
- イースト・プレス (2011年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781607023
作品紹介・あらすじ
「ネットの神」と「勝間和代の最強ブレーン」がタッグを組んで、メディアにはびこるウソを完全論破。
感想・レビュー・書評
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日本は資産があるのになぜデフレ(不景気)なのか。
またそれをどうしたらいよいのか。
なぜ財務省は増税をしようとするのか。
また実はユーロという共通通貨にしたことはあまりよろしくなかった。
などなど、マスコミでは伝えてくれないことが読み取れて興味深かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二人の本は本書がはじめてなのだが、論旨の明確な差異はないため、後半になっても主張と発言者が結びつかなかった。対論と言いつつ「そうそう」と相手の主張に合いの手を入れるぐらいしか議論が発展しないので、門外漢には何を前提に話し合っているのかよくわからないところが多々あった。こういうときには司会者みたいな人が入って、場合によっては背景を詳しく説明させたりという形式の方が良かった気がする。
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対談形式の本は読みにくかった。慣れてないせいもあるとは思いますが。内容はだいたい理解できたと思います。共通通貨の危うさを改めて知りました。
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二人の主張は明快。デフレを脱却してGDPを増やせば日本は復活する。
なんで、こういうわかりやすい主張がマスコミで取り上げられず、世の中増税やむなし、みたいな風潮になってんだろ。 -
主張はわかりやすいし、今増税するのは確かに変だな、ということはよくわかる。時折陰謀論や政治信念の話が出てくるのはマイナス。あと、対話形式であって対話でないというか、この形式にする必要性が感じられない。ちゃんと書いたら良かったのに。ま、時間がないから、対談してテープ起こしで本にした、というところだろう。語り口が明るいのは良かった。今後著者の二人の活躍に期待する。
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三橋さんの本はよく読んでいるのですが、これは特に面白かったです。
内容は三橋さんとほぼ価値観を同じくする上念さんとの対談です。
デフレ期の増税はGDPを縮小させ、結果税収は減少する。
財務省の権限が強すぎること。
緩やかなインフレを実現するために紙幣を発行すればいいのに、それを拒否する日銀の話などなど。
日本の問題は、解決策があるにもかかわらずそれを実行しないこと。
本の感想はこれに尽きるかな。 -
話の内容を完全に理解し、100%なるほど、と思うには今の自分の知識では至らなかった。
しかし、そのまま報道されている事、世間で一般的に騒がれている事に最近違和感を覚え始めている。真実を知り、しっかりとした自分の意見を持って生活していくためのよいキッカケ作りにこの本はなった。 -
おもしろい!
題材はマクロ経済で難しい話題なのに、笑いながら読める。