ふたご~緋牡丹と白百合~(アズ・ノベルズ)

著者 :
制作 : 丸木文華 
  • イースト・プレス
3.27
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  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781607290

感想・レビュー・書評

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  • まさかのハンニバル。でもギリ主人公たちは禁忌からうまく逃げた感じ。そこガッツリいかれたら、さすがに引くが…。近親相姦の禁忌はもうなきがごとし。まぁ、家族に隠れてこそこそHしてんのやけどね、。

  • ★4.5。これまでと挿絵の絵柄が違って見えたけどこれも丸木さん!?筋肉も細かく書き込まれてるのに綺麗で耽美な挿絵、作品に合ってて好きだ。内容も、大仰な台詞回しにたまにムズムズしつつも耽美的、官能的な淫靡さが漂ってて面白かったです!病弱で薄幸で可憐な白百合のごとき受が会う男会う男を虜にする無自覚の魔性っぷり(笑)禁忌に堕ちても二人で添い遂げる覚悟の狂おしい愛に萌える。終盤の愛欲の日々も好きだけど、まだ疑念がある中での夜這いした攻との言葉なき情交や妓楼でのお仕置きがお気に入り。手拭いにエロスを感じるとは…。

    丸木さんの作品は、丸木さんご本人の「ネチっこい目つき」と「汗滴る湿っぽい筋肉」が特徴的な絵柄が作品の雰囲気に合ってるなあ。他のレーターさんの作品も好きだけど、またご本人の挿絵も見たいな…。

    特典書き下ろしSSペーパー「強き腕 優しき腕」読了。思春期の受が水遊びをする同級生に強引に剥かれちゃった所を攻が助ける話。男を惑わせるほどの受の色香、この頃から発揮されてたのか(笑)

  • 義父、兄弟、義兄、義弟ときて今回は双子。丸木作品のこのブレのなさ、とても好きです。

    仄暗く淫靡な文章に相変わらずうっとりして、うっとりしている自分にぞくっとする。

  • 「義父~梅花日記~」に続く第2弾の明治レトロBL。前作では父子でしたが、血の繋がりはありませんでした。今回は兄弟でしかもふたごという、濃い血で繋がれた栄之助と直次郎が主人公。二重三重の禁忌ものではあるけど、二人の愛情がとても強いので、背徳感や薄暗さはあまりなし。
    それよりも、二人の周囲で起こる猟奇的殺人事件のほうが禍々しく嫌悪感をあおりますね。こういう事件は、江戸川乱歩や横溝正史のレトロな探偵もののようで怪しい雰囲気いっぱい。
    登場人物の言葉使いも、現代風ではなく少し昔の言い回しにアレンジされていて、すごくよかった。ちょっと古めのセリフに時代物の良さを感じました。

    男らしく逞しい栄之助と、病弱で美しい直次郎は似ていても対照的な双子。仲良し兄弟だったのに、兄は復員してから人が変わったようになり、弟をあからさまに避けるようになります。そのことに心を痛める直次郎ですが、更に巷で騒ぎになっている猟奇殺人と栄之助との関連を疑い、ますます心を痛めることに。

    兄を疑いつつも嫌悪することなく、常にその身を気遣う健気な直次郎です。病弱ですが、兄のために真実を突き止めようとする気概もあって、優しさの中にも強さを秘めた美人。そんな彼に言い寄るヤカラがいろいろいて、栄之助としては心休まる暇はなかったと思われます。
    兄は兄でいろいろ苦労してたんだなとつくづく思いました。
    なので、互いの気持ちを確かめ合った後はもう大変。ラブラブなんて言葉では説明できないほどのラブラブ。Hシーンは前半は初めてだったり、気持ちのすれ違いだったり、すんなりとはいかない部分もあるのですが、それでも二人が互いを好きという気持ちがしっかり伝わってくるエロさ。
    それが、もう両想いとわかってからはさらにヒートアップ。誰も止められない感じ。
    「義父」の時には、ヒワイでポルノちっくなところが前面に押し出されていましたが、この双子はラブラブエロ。ずーっとくっついています。「はなひらく」では、もう二人の世界。好きで好きでたまらんというのが、しっとりねっとり、炸裂してます。もちろん、いつものHな擬音も全開!丸木センセの擬音はすごいです。そして、進化し続けていますね。

    「はなひらく」は栄之助視点。二人の世界解禁になったのに、なぜか繋がろうとしない直次郎のことを寂しく思うのですが、実は弟、自分がエロくなりすぎて怖くなっちゃっただけのことだったというオチ。もう、出家するしかないとまで思いつめていた弟とまたHすることができて鼻血でそうになってるお兄ちゃんです。
    バカップルの最高峰でした。

  • 時代は露西亜戦争が終わった頃の設定です。

    本当の双子が愛し合う物語なんですけど
    丸木さんの本にしてはトーンダウン感が否めないかな?
    「愛し過ぎて愛する者の肉を食らう」っていうダークな設定も
    双子の禁忌・BLの禁忌も何かラブラブし過ぎて
    活かしきれてない…そんな感じ。

    緻密に計算してノリノリで書いてある文章じゃないなぁって
    読んでいてすぐにわかります。
    過去の作品から見ても表現がエロくないです。
    次回作に期待したいです。

  • 時代は明治。
    代々医師の家系に生まれた黒木直次郎と永之介。
    美丈夫で軍医の兄、永之介が戦争終結後がらりと性格が変わって帰国した。
    出生前に只一度と請われて身体を許した直次郎は困惑する。
    身体の弱い白百合のような直次郎に執着する実の兄永之介。
    そんな中巷では猟奇的な殺人事件が連続してきて。
    という感じだと英国推理小説のようですが、内容は軽めでした。
    事件も猟奇的というほどでは。。。と。
    猟奇的殺人事件が苦手でしたから極あっさりとしていて助かりました。
    もう少し双子の関係性が濃いのかなと思って読んだのですが。
    この時代の変化の途中の雰囲気が好きなのですが☆
    初めて読んだ作家さんでした。

  • 備考:双子

  • タイトルどおり、兄弟(双子)ものです
    ちょっとした、事件があり、推理仕立てっぽくなってます

    このお話、甘いです、とっても…
    お約束のイタイところも主人公二人には無かったんじゃないかな…

  • 2012/2/4 19:03

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