メンヘラちゃん (下)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 171
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・マンガ (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781608259

感想・レビュー・書評

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  • 『メンヘラちゃん』上下巻読み終わりました。

    『学校にいかなくなった日』の方を先に読んでいるせいか、読み終わって感じたのは、
    「あぁ、琴葉さんはこうやって自分で自分を癒やしていったのだなぁ」
    ということでした。
    健康くんがメンヘラちゃんを笑顔にする物語を描きながら、琴葉さん自身も自分の笑顔を取り戻す道、自分自身を回復する道を歩んでおったのだなぁ、ということをしみじみと感じてしまいました。余計なお世話かもしれません。ただ、こういう読みをしたくなるくらいには、快晴の青空のような実に明るいハッピーエンドでした。だいたいハッピーエンドのお話というのは、物語の破綻だとかご都合主義だとか楽観主義だとか曖昧さだとかごまかしだとか、そういう雲がモヤリとどこかしらに漂っているもんですが、このエンドには雲一つない。
    問題や悩みをずっと一人で抱え込んで、学校に通っている健康健全なレールを歩く人たちを遠くで見ていたような自分から、本当の意味で自分と肯定的に向き合い他人とも肯定的に向き合える自分になれた。そういう人が見せる笑顔をメンヘラちゃんが最後に見せてくれた。周りの助けを借りて、見せてくれた。それが素晴らしいのです。これを自己回復と言わずして何でしょう。こういう言葉も使っていいならまさしく救いそのものです。
    そういう訳で、最後の告白のところで健康の野郎が涙した時は私も思わず泣きました。きっと琴葉さんもこのシーン描きながら泣いてたんじゃないかな。

    『メンヘラちゃん』を読めてよかったです。

  • 三人の誰にも感情移入することなく読了。

    病弱ちゃんて本当に病弱だったのかなと疑問が残る。

  • WEB版にあったはずのシーンが無いなと思ったら、かなり描き直したものらしい。少し残念。

  • 上巻に続いて、メンヘラちゃんとけんこうくんと病弱ちゃんの日常生活を4コマで描いている。最終的にはけんこうくんとメンヘラちゃんが付き合うのだが、それも初々しい(笑)

  • メンヘラちゃんがけんこうくんのおかげでどんどん明るくなってくるが、その分けんこうくんがどんどん暗くなってくる。
    けんこうくんは今まで明るくて癒しの空気を出してメンヘラを支えてきたから、けんこうくんがテンションダウンするとメンヘラも辛くなるよね。
    けんこうくんの辛い顔はすごく心にくるな。

    佐藤くんと病弱ちゃんももっと掘り下げてほしかったな。

    けんこうくんも、病弱ちゃんも、メンヘラちゃんと同じくどこか心に弱いところはあるんだよね。
    好きな人と楽しい時間を過ごして成長していく、良い物語でした。ほんわか。

    いやー、でも上下だけじゃなくてもっと読みたかったなあ・・・。

  • わたしが登校拒否をしていた頃、たまにプリントを届けに来てくれたり話をしに来てくれた友人のことを思い出しました。
    かたちは違っていても、だれでもそばにけんこうくんや病弱ちゃんがいるはず。

  • メンヘラちゃんの成長がとてもうれしいです.

  • 下巻は物語をハッピーエンドに収束させるようなほのぼのとした感じで、もう少しいろいろ膨らませることができそうな気もするが、登場人物が中学生であることを考えるとその必要はあまりないのかもしれない。

    大塚英志がたしか「ホットロード」のラストをたしか「学校の外は真っ白で、それは可能性としての輝ける未来」というふうに評していたけど、この作品の終わり方もおなじだ。まだそれが始まっていないから、可能性を信じて思いきり投げ出すことができる。

    だから、これは15歳だから描ける話である。仮に実年齢で歳を取っていても、「中の人」が15歳でないと描けないだろう。

  • [漫画] メンヘラちゃん(上)(下):Pixiv発の傑作web漫画
    http://orecen.com/manga/menhera-chan/

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