- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781608280
作品紹介・あらすじ
圧倒的なエネルギーで動植物を描き出す。話題沸騰!「ミロコマチコ」、待望の絵本デビュー。
感想・レビュー・書評
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〝今日は風が強い。ビュ-ビュ-吹き抜ける。オオカミが駆けまわる。雷が鳴る音は、ゴリラが胸を叩く音。風に吹かれて髪の毛がツンツントゲトゲ逆立った。 ああ違った。頭にハリネズミが乗っていた。「あれ、僕の読みたい本がない! きっとコウモリのせいだ。コウモリは、いつも借りたものを返さない。字がゼンゼン読めないくせに・・・」〟躍動する動物たちがダイナミックに描かれた<ミロコマチコ>さんの作品。 エ-ゲ海のとある漁村に、原爆を搭載した軍用機が墜落する劇映画「魚が出てきた日」を思い出す。
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オオカミの孤独な闘い、っていう絵本と思い込んでいたので、最初からビックリ。
でも、良い意味で期待と違っていた。
絵の迫力に圧倒される。
なるほど!とページをめくる。
時に太鼓がとどろき、時に笛が鳴く。
終盤には静かな闇があらわれて、トナカイの視線にシンとなり、亀に癒される。
文字は少ないのに、ドキドキが止まらない。
文字読めないのに本とっちゃうとか!
鳥が口からすげー出るし。
リス、ちょっと意地悪。
トナカイ怖いよー。
カメが良かった。ゆっくりに戻ってさ。
そんで最後に眠ったらだって。
ゴリラもいなくなっちゃうんだって。
面白かったー。M8
絵がすげえ!この大きい感じとか。S11 -
絵がとても力強く、迫力を感じるものでした。とくにクジラを大きく描いたページで、その目に少しどきりとさせられました。どのページもダイナミックで動きがあり、わくわくできる絵本だと思います。(メイ)
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図書館本。
第6回 MOE絵本屋さん大賞2013 10位 受賞 -
絵のダイナミックさがとても印象的でした。
とにかくエネルギーに満ちあふれているような作品でした。
なるほど!と思う場面もあり! -
このブルーは脳裏に焼きつく
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チーターは雨、リスは時計を進め亀が元に戻す。クジラは夜。
想像の翼が空をかけるよう。 -
絵がすごい! たぶん眠れない夜の思う物事の事象から発想する動物たちのいたずらやかかわり、アニミズムのような強い世界観が迫力をもって迫ってくる!
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息子7歳3ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他
動物たちが動き回っているようなダイナミックな絵柄。
画面が「動」とすれば、
擬音と動物の柄と自然が絶妙に絡まった「静」のストーリー。
くじらとくじゃくの夜、が素敵。
息子は何も言わずに、だまってなんども読んでいました。 -
視覚にガツンとくる絵本。
寝る前に読むのは刺激的⁈