原子力宇宙船地球号

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 55
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781608655

感想・レビュー・書評

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  • 知らずに読んだら、バトロワ並みのグロさ。
    小気味良いを通り越して引くくらい辛辣な描写。

    それでも最後まで読まずにいられなかったのは、グロさや衝撃的なストーリーを隠れ蓑にして、人間の弱さを引きずり出されたような気がしたからかもしれません。

    希望も何もない終わりかた。
    ふさわしいラストだと思いました。

  • 壮大なテーマを想像したが、内容は軽薄で残念・・・

  • 福島第一原発事故後も日本は原発を稼動し続け、さらに深刻な事故を引き起こし、遂には地球全体を人類が生存できないほど汚染してしまう。世界は超巨大宇宙船を人類の持てる力全てを注いで完成させ、6千万人の選ばれたもの達で300年以上かけて、別の惑星への移住する計画を実行した。日本人もかろうじて1万数千人が乗船を許可されるが、それは危険な原子力エンジンの維持・メンテナンスやいわゆる3K専用の労働力として酷使するためであった。しかし出発から僅か4年後、エンジンの一つに深刻な故障を起こし、その修復作業でもおびただしい人的被害を出し続ける日本人社会の中は、遂に内乱状態に陥る。なんとか生き延びようとする人々の運命を書いた小説。と書くとハードSFっぽいが、中身は戸梶ワールド炸裂のマジキチな世界だ。原発推進派の方々にはもれなく読んで頂きたい小説だ。まぁそちら側の人々が小説よりマジキチであるのだが・・・

  • 最初と最後だけ読みました。
    日本人同士が戦う設定は好きじゃない。

  • この小説が発売されたころに、Togetter の 豊崎社長『原子力宇宙船地球号』コメント ( http://togetter.com/li/430886 )を読み、興味を持って読んだ。
    しかし、設定は面白いし勢いがあると思うけれど、内容的には好きなタイプの作品ではなかった。
    もともとこういうスタイルの作家なようだから、従来のファンには納得の一冊なのでしょうね。

  • 「コーキング剤」構造物の継ぎ目・すきまに注入して、水漏れ・空気漏れを防ぐ粘着性の充填(じゅうてん)剤。→シーリング材
    ネイルガン(英: Nail gun)は、釘を板などの材料に打ち込む際に用いられる工具の一種。日本では釘打機(くぎうちき)とも呼ばれる。電気式やガス式、さらに専用空砲を用いた火薬式がある。釘を高速で射出するので銃(ガン)と例えられるが、銃でもなければ武器でもない。
    ディール【deal】(物を)取引すること。売買。取引。「外交的な―を行う」「―のスピードが上がる」
    ホッコリ ヤレンコフ H=ハーモニー クズモチ チューブ 鹿島 茂手木 香坂 美濃部 阪井 和平交渉 平林 カート 除染水 足場 モルヒネ 燃料棒マニア 人間投擲器 レイプワンマンショー デンセン宗教家小岩井 スペース•グール食屍鬼 ザ•ウィル スターポップ大橋 藤沢 カーゴ マザーアースコーヒー タンザニア メリケンはガン中毒 ナイスペロペロガイ下谷 ペドフィル 全宇宙を中華芸術で埋め尽くす!キャンペーン 美帆 カスタマイズ 地球に帰還

  • 001
    あのトカジが、原発ものの小説を?
    いつもとは違う感じで、真面目にやってんのかな?と思い、手にとってみたところ、やっぱりいつものトカジもの。グロの極み。
    ただし、抗体がある人にとっては、いつもとは少し違うトカジにも出会えるのではないかという作品。
    物語は、日本が原発事故を起こし、反省せずに隠蔽し続けもう一度原発事故を起こす。そんでもって、地球全滅。住める惑星があるってんで、ノアの箱舟よろしく世界中の人を乗せてロケット出発。日本人は、原発エンジンの最下層労働者としてのみロケットに乗船が許される。そこで、もろもろのトラブルが、、、というお話。
    なんだかんだのいつものお約束ジェットコースター小説ではありますが、世界各国のパワーバランスなんかもトカジ風に揶揄されてて、今までの作品よりも楽しめたというのが感想です。

  • 結構、きつい描写あるけど、もしかして、もしかしてありえると思えば。。

  • 相次ぐ原発事故により、人の住めない星となった地球。世界中の人々は絶望し、狂い、わずか4年間で20億人が死亡した。生存を期す人々は、6000万人が搭乗可能な超巨大宇宙船「ザ・ウィル」を建造。地球型惑星を目指し、300年を超える長旅に出発した。しかし皮肉にも、動力源である原子力エンジンのひとつが爆発。この非常事態を収拾するべくスーパーコンピューター「ヤレンコフ」が導き出した答えは、暴力と狂気と放射能に満ちたこの宇宙最悪の現場に、今や最下層労働者と成り果てた日本人を送り込むというものだった…限界サバイバル・エンターテインメント。

  • 精読する価値無し

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著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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