徹底的自分中心 プロアクティブ学習革命

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781609133

作品紹介・あらすじ

"絶体絶命からの大逆転"2度。命がけで、自分(学ぶ人)主体で開発したどんな勉強にも利く「高性能学習法」。ユダヤ教の"ラビ"に1年間弟子入りしての「見聞」も公開。

感想・レビュー・書評

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  • さかはら氏の本である。
    プロアクティブとは「前向き」とか「主体的」という意味であり、本書では「自分に合った主体的な勉強法」のことをプロアクティブ学習法と呼んでいる。
    知の獲得は単純ではない。学習内容によって、また学ぶ目的によって、知の獲得方法は異なる。さらに、学ぶ人の個性によっても、適した学び方は異なるはずだ。
    ゆえに、自分に合った学習法を確立することこそ、大事である。
    人の能力に大差はない。ゆえに、成果を出せるか出せないかは能力の差ではなく、方法によるのだ。
    まず、学ぶ対象が何であれ、知の獲得には次の2点が欠かせない。

    ①現在位置の確認
    何がわかっていて、何がわかっていないのかの確認
    ②ルートの設定
    分かるようになる、できるようになるためのルートの設定

    方法は②に関わるわけだが、それはさらに次の3つに分解できる。
    ①戦略→科目の設定
    ②戦術→方法論の確立
    ③武器→教材の選定

    森羅万象は、次の3つで構成されている。
    ①部分と全体
    ②具体と抽象
    ③原因と結果

    それは、思考というものが、次の3つのアプローチであることと同義である。
    ①分解と統合
    ②特殊性と一般性
    ③原因と結果

    知を獲得するとき、それが上記3つのどこにカテゴライズされるのかを考えながら、学びを加速させるだ。
    「勉強にはコンテクストが大事である」

  • マグカップを真横から見てミルクを入れる=あふれるまで分からない=あふれるまで努力すること。

  • いい事が書いてあるように思えるがもう一度読まないとわからない

  • 次から次へと思いつくままに項目を並べていった感じで非常に散漫な印象。自分中心の勉強法と謳ってはいるけどそれが何なのか見えてこない。

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著者プロフィール

映画監督、路上の哲学者。1966年、京都府に生まれる。京都大学経済学部でゲーム理論と組織の経済分析を専攻。卒業後、電通に入社するが、地下鉄サリン事件の被害者となり退職。その後、渡米してMBAを取得し、シリコンバレーでベンチャー企業に参加する。2001年には、アメリカで製作に参加したアメリカ映画「Bean Cake(おはぎ)」がカンヌ国際映画祭短編部門でパルムドール(最高賞)を受ける。
著書に『サリンとおはぎ』(講談社)、『プロアクティブ学習革命』(イースト・プレス)がある。
アレフの荒木浩広報部長に密着し、オウム真理教の真実に迫るドキュメンタリー「一枚の写真」を製作中。

「2015年 『地下鉄サリン事件20年 被害者の僕が話を聞きます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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