職業としての学問・政治 (まんがで読破 MD121)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781609249

作品紹介・あらすじ

20世紀の大戦を終え、若者たちは「現実」よりも「世界観」を、「認識」よりも「体験」を、「教師」のかかわりに「指導者」を求めるようになっていた。ウェーバーはこれらの風潮を「弱さ」だと叱咤し、「日々の仕事に戻れ」と言う。社会に希望に見出せず、現実と向き合えない若者に向けて、学問と政治のあるべき姿を説く、ウェーバーの名講演2作を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18358

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB12276338

  • 政治とは
    情熱と判断力を使って堅い板にゆっくりと
    穴をくり抜いていくような仕事です

    真に実在するものの姿は
    学問のみが捉えられる

  • 一読じゃなかなかわかりづらかった。しかしこれもまた、この本に描かれている、「易きを求めるな。自分で追求せよ。」というメッセージなのだろうか。不確実な世の中だからこそ、不安になり、不安だからこそ、安易に答えを求めたがる。しかし、安易な答えに縋る人は結局のところ弱い。なぜなら、自分の人生の問題を解決できるのは、自分だけだからだ。

  • 良く分からん。

  • ウェーバーの難しい内容を簡潔にまんがで表現。政治の方は、上手に図解を入れながら、ありがちなセリフに偏向する形式を和らげている。また学問の方は、きちんとストーリー性があり、面白い。201407

  • 職業としての政治と学問が1冊にまとめられている。政治はマックス・ウェーバーが講義したときの様子を再現し、学問は日本の大学院を舞台に書き換えている。
    現代の日本に置き換えても、本質は変わっていないということは、根本的な話が書かれているということになる、はず。

  • 東大京大教授が薦めるリスト100選抜

  • 冒頭のウェーバーの自論は的を得ていると思う。政治の倫理はしょせん悪だなどは、そりゃそうだ、おっしゃる通りと言った感じ。

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著者プロフィール

1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は、本書に収められた講演(1919年公刊)のほか、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1920年)など。

「2018年 『仕事としての学問 仕事としての政治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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