地獄の季節 (まんがで読破 MD123)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781609577

作品紹介・あらすじ

普仏戦争直後のパリに詩人を目指してやってきたランボーは、弟子入りしたヴェルレーヌとの激しい恋に身を焦がす。しかし家庭を捨てきれないヴェルレーヌとのすれ違いの末、ランボーはついに文学に絶縁状を叩きつける。彗星のごとく駆け抜けた若き天才の非凡な自伝でありながら、文学史上に燦然と輝く傑作詩集を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 普仏戦争直後のパリに詩人を目指してやってきたランボーは、弟子入りしたヴェルレーヌとの激しい恋に身を焦がす。
    しかし家庭を捨てきれないヴェルレーヌとのすれ違いの末、
    ランボーはついに文学に絶縁状を叩きつける。
    彗星のごとく駆け抜けた若き天才の非凡な自伝でありながら、文学史上に燦然と輝く傑作詩集を漫画化。

    ■地獄の季節
    フランスの詩人アルチュール・ランボーの詩集。 1873年刊。
    「地獄の夜」「錯乱」など9章から成る散文詩。
    自身で出版した唯一の本で,著者 18歳のときの作品。
    銃撃事件で終るベルレーヌとの放浪生活を通じ,最高にまで高められたランボーの詩的精神が,
    汚辱と苦悩,生への渇望,「言葉の錬金術」となって激しく歌われている。

    ■ランボー
    「早熟の天才」としばしば評される。
    詩人ヴェルレーヌに出会い、『地獄の季節』、『イリュミナシオン』でその才能を見せた。
    マラルメはボードレールから始まる象徴詩の系譜に属しながらも、そ
    こに止まらない、という意味で「おそるべき通行人」と彼を評している

  • 詩人の人生なんて理解できん。

  • これだけを読むと、詩人=ドロドロってことになってしまいそう。ランボーが例外と思うけど。

  • 「地獄の季節」そのものというより、ランボーがヴェルレーヌと過ごした数年間の伝記漫画みたいな感じ。
    もちろん詩も出てきます。

    個人的にはランボーの妹のエピソードなんかも欲しかったよな・・・。(兄にレモネードを奢ってもらったり、若くして亡くなった彼女の葬式でランボーは断髪したり)
    まあ、あくまで「地獄の季節」であり、ランボーの伝記ではないので求めすぎでしょう。
    このシリーズの他の作品を読んでいないからなんとも言えませんが、悪くなかったと思います。

  • 退廃的な世界から生み出される美しい詩がたまらなく良い。

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