善の研究 (まんがで読破 MD129) (まんがで読破 129)
- イースト・プレス (2014年1月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781611211
感想・レビュー・書評
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純粋経験
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話を無理やり現代と結びつけるようなところに違和感があるが、なぜ西洋でなきゃいけないのか、東洋でもいいのではないかという発想は、今の時代非常に正しい問の立て方ではないだろうか。
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西田幾多郎の力強いメッセージに励まされた。
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善の研究についてわかりやすく書かれたものを期待していたんだけど、肝心の西田先生は怒ってばかりで、本人の思想はよくわからなかった。
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「難解な哲学だ」と、梅原猛本でも言われていたが、漫画で読んでもその印象は同じだったが、西田さんがこれを執筆するその心意気に打たれた。
自分と同じものしか相手にしない西洋世界と対等になって交流していくため、日本はやっきになって西洋化してきたが、西洋思想の一面性の危険に気づいた。西洋思想がそうしているように、多面的東洋思想も具体的な言葉にして形を与え、西洋世界側からも見えるようにしようとした努力の結晶だった。
西田先生が2014年の現代にタイムスリップする設定が面白かった。2021年からみたら、2014年もキラキラした昔に見える。 -
2020.34
日本で初めて東洋哲学の体系化に挑んだ方が、西田さんだと理解しただけでも、学び深かった -
原著を読む前にザックリ知ろうと思い読了.キーコンセプトは把握できた.優秀な哲学者の多くが数学にも才能を見せるが西田も同様のようだ.哲学では本性は「ほんしょう」ではなく「ほんせい」と読むのだが西田哲学では「ほんしょう」というのだろうか?
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まんがで読破を読破するシリーズ。
哲学書をどうやってまんがにするんだろうと思ったら、まさかの現代にタイムスリップ。
哲学というか、宗教というか。
果たして、真に自由な自己となれるのか。 -
レビュー省略
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読了。30分でわかるとあった。いろいろな不安があるので、つい手に取って読んでみた。今の悩み事が、これで解決できるわけではないが、小さい事で悩んでるように思えた。まんがで描くのが、凄いと思った。