相対性理論 (まんがで読破 MD130) (まんがで読破 130)
- イースト・プレス (2014年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781611471
作品紹介・あらすじ
古代ギリシアの自然哲学にはじまり、長い歴史の中で科学技術を発達させてきた人類。 その20世紀最高峰とも言われているアインシュタインの『相対性理論』によれば、 光速に近づくほど我々の時間は遅れ、物体は縮むと言われているが…? この常識を覆すかのような理論がどのように導きだされたのか…? 超難解な物理論文を漫画化。
感想・レビュー・書評
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超有名なアルバート・アインシュタインの『相対性理論』を、まんがでざっくり解説しようとチャレンジした点は間違いなく素晴らしい。
しかし、正直これは成功とは言えない。
理由は単純で、読んでもまったくその偉大さが理解出来なかったから。
まず、実に本書の半分以上のページを相対性理論以外の解説に当てている点。
これは、なぜアインシュタインが『相対性理論』を提唱するに至ったか、という背景を説明するために描かれたと思うのだけど、あまりにも遠い所からはじまり過ぎている。古代ギリシア時代、つまり紀元前からということになるため、1900年代までのつながりが掴みにくい。
このくだりは、正直不要だったのではないかと感じる。
さらにいうと、やっと『相対性理論』に入るとワクワクしたのも束の間で、いくら読み進めても理解できない。
というか、ワクワクしない。
以前ほかの本を読んで『特殊相対性理論』を学んだときは、もう興奮が抑えられなかった。
それだけに、目を塞ぎたくなるほど残念に思う。
ということでボクはおすすめしません。
イースト・プレス社のチャレンジ精神には敬服するけれど、今回の『相対性理論』はあまり読む必要がなかった。
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映画「インターステラー」からの相対性理論である。
前半は古代オリエントから古代ギリシアの自然科学の賢人達の知的格闘が、後半でアインシュタインの登場である。
特殊相対性理論から一般相対性理論へと解説が進む。
彼の遺した言葉である。
「疑問を抱き続け学び美を追求する事こそが、純粋な心を保ち続ける」
「過去や未来ばかりに気をはせる事なく、今を大切に生きよ」と。 -
まんがで読破を読破するシリーズ。
前半は古代からの学者が順番にタイムマシン(?)で現れ、当時は否定されながらも、今では常識となっている説を披露。それで頭を慣らしてからアインシュタインが登場。
相対性理論って、光の速さになれば、時間が遅れるってくらいにしか知らないけれど、何となく、何のことを言っているかわかったような気がする。 -
【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】 421.2||E【資料ID】91150986
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相対性理論の解説が少ない。
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相対性理論のマンガ化って難しいけど、歴史から引っ張ってくる作戦はアリだと思う。それだけを取り上げるとどれだけ大変になるかわかっているから。
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知れば知るほどわからない事が増えていく事が、真理なんだと思った。