ときめき昆虫学

  • イースト・プレス
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本棚登録 : 159
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781611730

作品紹介・あらすじ

いわゆる"虫屋"でも研究者でもない一介のOL・メレ山メレ子が、わたしたちの身近なところにいる20の虫について、日本、はたまた世界へ飛び出し体当たりで総力取材。等身大の言葉でもって語られる虫たちの、なんといとしきことよ…!あなたの中に眠る「虫スイッチ」を押す一冊、ついに誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 昨夜の食卓にて。

    私「ふふふ…。
      実は、クマムシってねぇ。案外身近にいるんだよ。」

    娘「は?クマムシ??」←昆虫全く興味なし。

    私「路上の汚いコケの中なんかにね。
      ブロックの割れ目なんかに生えてるでしょ。
      クマムシはそういうトコに生息してるんだって。
      いやぁ~、私も知らなかったなぁ!」

    娘「…。」

    私「あ、クマムシ知らない?
      例え、干からびても100度の熱の中でも
      凍っても、高圧でも真空でも放射線の中にいても
      死なないっていう『最強生物』だよ?」

    娘「いや、知らない。
      一体、どこでそんな情報を…」

    私(ふふふ…。)

    著者のメレ山メレ子さん。
    どこかで聞いた事ある名前だなぁ~と、思っていたら
    青森県鯵ヶ沢にいるブサイク犬『わさお』の名付け親だった。(旅するブロガーさん♪)

    豊富な写真と全面に押し出されている昆虫への愛で
    フォトエッセィ以上昆虫図鑑未満な本に仕上がっている。とても読みやすかった。

      

  • 一言では語れない程素晴らしい本。1つ特筆するとすれば、重い事も軽やかに読ませる点で秀逸であり、SC系の人に読んで欲しい。単純に軽く面白く読む事もできるが、それだけでは勿体無く、細部まで読み込むと実に味わい深い。

  • 色々な昆虫の話。生体だけじゃなくどんな風に採取できるかとか食べるかとか。興味深いけどハマったら泥沼ぽい。
    あと読んでて再確認したけど、俺は虫が好きじゃないのよね(´・ω・`)
    しかしこんなに世間に虫博士がいるとは。普通に生きてると一生関わり合いにならなそうだ。

  • 面白い〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ なんだろう、とっかかりやすくて、すごく読みやすい。全然何も知らない素人が思いつきそうなことに答えてくれてるような。虫、面白いねって、見る目が変わるよヾ(@⌒ー⌒@)ノ それと扉の 虫グッズ、お洒落なもの多くてほしくなる〜。

  • 虫(蟲)好き女子の蟲の愛が詰まった一冊。全編で20編。
    20もの蟲との愛の語り合い、すれ違いが綴られている。
    興味の赴くまま、興奮が掻き立てられるまま、綴られるその思いは圧倒されるものがある。
    読んでいるこちらも楽しくなる。文体も面白いし、ぐいぐい引き込まれる。こんな本読んでいる場合じゃねえ!外に行って虫といちゃいちゃしなくては!となる。

  • 本屋さんで昆虫本のあたりをうろうろしていると、少し毛色の変わった装丁の本書が目に留まる。僕らみたいな元昆虫少年には、ちょうど良い程度の昆虫(昆虫だけではなく、広義の虫)の世界への誘導書だ。
    蚕の章では、小学生の頃、飼育していた蚕のすべすべの触感がよみがえり、一齢幼虫には桑の葉をきざんで与えていたことも思い出した。

    まだまだ知らない虫は多いし、知っている虫でも生態を知らない事が多い。
    時期的に虫の姿を見る機会は少ないが、先週の暖かかった日のウォーキング中に、ゲンゴロウを見たところだし、春が待ち遠しくなる。

  • 非常に面白かった。
    時間が無くて、一気に読めなずに数日に訳でちょびちょび読んだのだけど、推理小説以外で「次、どんな話なのかな」と思ってワクワクしながら本を開く経験は久しぶりで良かった。
    大人の人の夢中の「好き」に触れるのがとにかく好きなのだけれど、私、本当に「昆虫を見る”だけ”」は大好きなんだよなぁ・・・。
    メレ山メレ子さんを通じて知る虫が大好きな人たちの、そn、突き抜けた感も最高に楽しくて、「大人よ!!もっと夢中に好きを追いかけようぜ!!!」ってなった。

  • 著者は学者とかその手の専門家とかではないが、「とにかく虫が好き!」で、虫好き人間たちとのネットワークも豊富だし活動も活発。
    この本も、最初は「本当に虫の本なのか?」と思ったが、著者の「今までに届かなかった人達に手に取って欲しい」との願いがデザインや構成・内容に反映されているらしい。
    堅苦しくなく、生々し過ぎることも無く、かと言って決して退屈なモノでもなく。
    エッセイ風だけどしっかりドキュメンタリー。
    オシャレな虫小物と撮影・レイアウトにも関心してしまいます。
    楽しく読めましたー!

  •  世の中にはいろいろな人がいる。片側では忌避されているものでもその反対には溺愛をする人たちがいる。それが当たり前な世界なのだけどそのかい離が大きければ大きいほど興味をそそられる中間層のごく一部にいたい。それが外から見る一番良い立場ではないかと思われる。

     一冊の中にこれほど昆虫に関連する情報が多いとまたそれを拾い集めるだけでも楽しい人には楽しいだろう。

     合言葉は「むやみに殺すな」

  • 学者さんではない、虫マニア?の語る昆虫たち。
    好き嫌いはあると思うけど、メレ山メレ子というペンネームで予想したとおり文章も面白い。
    虫への愛もだけど、虫に関わる人への愛も感じる。
    子どもの頃、シートン動物記は好きだったけどファーブル昆虫記には興味が持てなかったのに、無性に読みたくなりました。
    各昆虫の章の先頭に、昆虫モチーフのアートが紹介されているのも面白いです。

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著者プロフィール

1983年、大分県別府市生まれ。平日は会社員として勤務。旅ブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」にて青森のイカ焼き屋で飼われていた珍しい顔の秋田犬「わさお」と名づけて紹介したところ、映画で主演するほどのスター犬になってしまう事件に見舞われた。やがて旅先で出会う虫の魅力に目ざめ、虫に関する連載や寄稿を行う。2012年から、昆虫研究者やアーティストが集う新感覚昆虫イベント「昆虫大学」の企画・運営を手がける。著書に『メレンゲが腐るほど旅したいメレ子の日本おでかけ日記』(スペースシャワーネットワーク)、『ときめき昆虫学』(イースト・プレス)がある。

「2016年 『メメントモリ・ジャーニー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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