- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781613703
作品紹介・あらすじ
馬車に轢かれ、魂だけの存在になっていた町娘ユーナは、とある事情から、聖女シェリアスティーナの身体に入り、1年間の期限付きで王宮暮らしをすることになる。そんな中、ユーナは誠実で優しい騎士アシュートに淡い恋心を抱きはじめる。けれど彼はシェリアスティーナの婚約者で、国で一番の騎士。自分には届かない人だと、その想いは胸にしまい、残された時間は、いずれ戻ってくるシェリアスティーナのために使うことを心に決める。そして迎えた別れの日。ユーナはアシュートに抱き締められながら、幸せな気持ちでシェリアスティーナの身体から去った。悲嘆に暮れるアシュートだが、身体に戻ったシェリアスティーナから、ユーナがまだ生きていることと、その命の危機を知らされて…。ユーナをどうしても助けたいアシュートは、ある決意をするのだが-?
感想・レビュー・書評
-
完結巻出ました!
レガロシリーズは、まったく新作がでなくなっていただけに、嬉しさひとしお。
稀代の悪女、聖女シェリアスティーナの残虐なそれまでの人生を背負うことになったユーナの奮闘が涙ぐましいものであっただけに、聖女の体での期限一年を終えて彼女がどうなっていたのか、続刊が気になって数年…
このまま放置されるのかと思っていただけに、祝。
あとがきにもありましたが、Web版とはかなり違うようです。
私はWebは読んでいないので比較できず申し訳ない。
物語はこれまで、ユーナ視点で進められて来ましたが、ラスト巻はアシュートから始まります。
聖女シェリアスティーナの体から去ったユーナを見つけることができるのか?
ユーナの頑張りで聖女シェリアスティーナはどう変わったのか?
再会が嬉しいラストです。
あらすじなど下記
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4853.html詳細をみるコメント0件をすべて表示