家族が片づけられない (コミックエッセイの森)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 44
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781614120

感想・レビュー・書評

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  • 片づけられない人が片づけを頑張ったり、片付けられない配偶者や親に片づけ習慣を身につけてもらったというエッセイ漫画は増えましたが、片づけられない人の家族視点で思いを綴るものは初めて読みました。なるほど!と思いました。掃除好きと自称する作者の片づけ・掃除のコツもわかりやすくて見習いやすく良いです。自分が片づけをする時に心掛けたいことばかりです。生きている限り続くであろう、片づけと掃除...続編楽しみにしています。

  • 他人事ぢゃないのよ。
    娘の部屋が汚いのよ。 と読んだ本。

    ぃやぃや、どんな気持ちがあろうとなかろうと
    やっぱりこざっぱりと暮らすに越したこたぁないよ?
    ちょっと家族との軋轢があったって
    そこは揺るがないで良かろうもん。
    読む前は 家族が家を片付けられない 話かと思ってたら
    著者さんが家族を片付けられない お話やったんね。
    良くも悪くも、著者さんは気持ちが細やかなかたなんやろねぇ。

  • 最近流行りの片付け術(ハウツー本)のコミック化と思ったら、違った。
    主に掃除、断捨離の方法論だが、それをコミック(図解)しているのは冒頭だけで、後半は部屋が片付けられない・ゴミ屋敷化してしまう人間――家族関係の問題についての、コミックエッセイだった。
    伊藤 勇司 『部屋は自分の心を映す鏡でした。』(http://booklog.jp/item/1/4537213396)にあるように、そこに不安な心の重荷を垣間見る――

    著者は必死になって片付けるが、それにより家族の心の闇をぶつけられてしまう。
    弱い母親、無関心な弟妹は掃除などがデキる姉に対して、コンプレックスを持っている――それを当人たちも自覚している。
    最も、著者も自覚しながら「くどくど言ったり」してしまうため、それを誘発しているのだが――
    著者以外、誰も片付けない不満を、著者自身も抱えている。
    そうした家族の「心の闇」の実録であり分析している。

    それに絡み、著者は、牧野智和『日常に侵入する自己啓発: 生き方・手帳術・片づけ』(http://booklog.jp/item/1/4326653930)で指摘される、片付けが自己実現の手段である事を自覚している。

    「片付けでスッキリし、価値観が変わった、家族が変わった!」というフィクションは無い。
    まだ何も変わらない、それでも何か変わるかも知れない日常でしめくくられる。

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