- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781614502
作品紹介・あらすじ
美しい自然、宗教、人々-"聖なる道"が教えてくれた生きることの素晴らしさ。
感想・レビュー・書評
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東京駅の丸善でみかけて、
面白そうなので買いました。
弟が住んでいた時遊びに行った高知県が
今まで出掛けた中で一番好きな場所だし
弟も今四国に住んでいると言うのもあって、
私も四国を贔屓しているのだよー。
高知県へ行って驚いたのは
ちょっとバス停の時刻表をみたり、
るるぶなんかを出そうものなら、
飛びつくように「何処行きたいの?」と
親切に声をかけてくれること。
私は「東京の人は冷たい」と言う意見を
聞くにつけ、「私、親切にしているけど?」と
反感を感じていたけれど、
この高知県の状況を普通、とするなら、
確かに東京の人は不親切、かな。
でも東京を歩いている人は
「今ここで迷っていると言う事を誰にも知られたくない」
と言う方も少なからずおられるから、
声をかけない方が良い時もあり、
一概には何とも言えません。
このフランス人の方の四国遍路の旅、
行く先々で逢う優しい日本人に
嬉しく、また誇らしい気持ちに。
四国の人はお遍路もあるから、
見知らぬ誰かに親切にすることに慣れているんだね。
日本文化に対する新鮮な驚きと
なんでもユーモア的精神で楽しんでいるのが感じられた。
自分たちにとって当たり前のこと、
そして「海外の方はこういうのを不思議と思うだろう」
と私が想像しているのとはまったく別のところで
凄く驚いているのが面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/704550 -
極東の、日出ずる国の〜などと表現されると、ヨーロッパの高みから、新大陸「発見」されることをありがたがっている、卑屈な気分になってしまいそうになるが、筆者自体は、そこまで考えてないのでしょう。
ほんわかした、女性の日記として、捉えると面白く読めるようになる。
日本人だったら、漫画エッセイ風にすると良いんだろうな。