野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ!

著者 :
  • イースト・プレス
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781614816

感想・レビュー・書評

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  • 野球の時代遅れ感。野球は好きだけど、子供ができて野球をやらせたいかと言われると…。

  • 筆者のお先真っ暗になる現状の杞憂は痛いほどわかるが、山田方谷曰く、改革は15年単位で見たほうがいい。それは則ち、年老いた支配者が亡くなり、世代交代が起きるから。(高齢化社会だと医療の発展もあり、もっとかかるかもしれないが) 現実的にこれはリアリティーがあるように思う。なぜならかようなマフィア指導者などの人々は、既に既得権益を築いており、変えるのは困難だし、争いを生む。
    したがって未来への手段として、悪い面ばかり取り上げるのでなく、より良い方法の認知と教育が今必要だろう。マフィア指導じゃなく、色々な意味で成功している国内外の事例、そしてより良い指導法の認知と普及、その紹介が必要なのではないだろうか?いくらなんでも野球界はマフィア体育会バカ指導者ばかりではないはずだ。筆者には、次作この著書と真逆の内容に期待したい。まだ完成していない一冊として受け止めています。

  • 子供の頃からいつの間にか野球のルールを覚え、テレビをつければ野球が見れるのが当たり前だった自分にとって、現代の子供にはそれが当たり前でなくなっている、という事実は不思議なほど盲点だった。それだけ過去野球が日本人に浸透してきたという事だが、それが今後も続く保証はどこにも無い。野球界にとって真に危機的なのは、環境が昔と変わってきている事自体よりも、それへの危機感や関心に乏しいこと。本書の扇情的なタイトルはその問題点を喚起しようとしたもの。そんなテーマだけに、自虐的だったり(サッカー界などに対して)隣の草は青い的な筆致も散見されるが、これはあえて書かれている。相変わらず紙面や地上波メディアが取り上げるのは野球がメインの現状だが、その2大メディア自身が衰退傾向にあることも懸念事項。一見華やかな世界もその実深刻な不安材料を抱えている、という典型を見たような読後感だった。

  • 現実的かどうかや書かれていないことにも問題があるんではないかということは置いておくとしても、いろいろな提言があっていいと思う。このままでいいとは誰も思ってない(と信じる)。

  • 最終的には誰でも思いつくような提言に着地していて面白みがない。

  • 4歳で29.4%の男子が経験しいるサッカーに対し、8歳からようやく数字に表れる野球体験(「子どものスポーツライフデータ」笹川財団)に象徴される野球人口減少を「野球崩壊」として煽っています。ひとつひとつの指摘に対しては納得感が高いです。【提言①野球界を統括する組織の創出】【提言②本当に組織を統括することができる経営者の擁立】【提言③野球組織からのメディアの排除】【提言④「甲子園」の解体と再生】【提言⑤指導者のライセンス制の導入】【提言⑥プロ野球と社会人野球、独立リーグの一体化、組織化】【提言⑦女子野球の振興】【提言⑧高校野球を含む「部活」の改革】【提言⑨野球ビジネスの一体化】【提言⑩「百年構想」への参加】どれもハードル高そうだけど。でも本書で議論されていませんがMLBとの関係をどうするか?も大きなテーマだと思います。MLBの利権であるWBCの年に読了。

  • 野球界とサッカー界の違いなどよくわかりました。
    以前と比べると格段に良くなっている野球界ではありますが、まだまだ改革の必要があります。
    野球はスタートできる年齢が高いというのもサッカーに比べハンデがあります。
    軟式野球やそれよりも安易なものを作り普及させる必要がありますね。
    私も野球が好きで息子には野球は楽しいものだと教えてあげたいと考えています。
    また、野球のみならず、音楽など他分野にも話を置き換えると吹奏楽の世界もどうなのだろうか?と考えてしまいました。
    その分野単体ではなく、視野を広げて若い世代へ普及と地域貢献ができると良いですね。

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著者プロフィール

1959年大阪市生まれ。立命館大学卒業。 コピーライター、プランナー、ライターとして活躍中。 日米の野球記録を専門に取り上げるブログサイト「野球の記録で話したい」でライブドアブログ奨学金受賞。 著書に『巨人軍の巨人 馬場正平』、『プロ野球なんでもランキング』、『プロ野球解説者を解説する』『野球崩壊』(以上、イースト・プレス刊)、『もし、あの野球選手がこうなっていたら』(オークラ出版刊)『ふつうのお寺の歩き方』(メディアイランド)など。

「2017年 『奈良 徹底的に寺あるき 84ヶ寺をめぐるルート・ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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