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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781615028
作品紹介・あらすじ
生田流箏曲天道会の家に生まれた美人姉妹・京香と清香は四年に一度の祭事"蝮をどり"を目前に二人を支配しようとする箏奏者・笠原と禰宜・稲川の卑劣な罠に堕ちる。姉に嫉妬心を持つ清香は稲川の甘い誘惑に身を売り、笠原に呼び出された京香は計ったように現れた稲川に追いつめられ、二人の巧みな淫戯で嬲られてゆく。祭事当日、舞台が炎上し、姉妹を見守ってきた使用人・政巳は京香の手を取り蝮の棲む森へ踏み入る。京香の本能は剥き出しとなり-。団鬼六賞大賞受賞作が遂に文庫化!
感想・レビュー・書評
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『指づかい』に続き、綾乃作品は二作目。団鬼六賞大賞受賞作。エロも良いが、なんと言ってもストーリィがいいね!まさかこんな結末を迎えるとは…。実体験とまでは行かなくとも、それに近しい体験があったのでは——と、思わせる(巧みな)描写でした。
>美人姉妹への卑劣な罠、等。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きでもない人、というより嫌悪さえ抱いている相手に、あそこまで感じられるものなのだろうか。そんな描写が多く、ちょい引き気味でした。最終的には最高に幸せなふたりだったのかも…
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