- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781615875
作品紹介・あらすじ
「働き方」よりも「稼ぎ方」改革を!長時間労働はどうすれば是正できるのか?日本の労働生産性が低いのはなぜか?少子化は本当に悪いことなのか?日本の強みと弱みは何か?「雇用・労働」「育児・教育」の専門家が徹底的に暴く、改革のとんだ「副作用」
感想・レビュー・書評
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対談を本にまとめるのは本当に難しいと感じます。おもしろい内容を語っているのであろうと推測いたしますが、「話し言葉」を綴ったものであるだけに(対談をしている当の本人たちは理解しあっているのでしょうけれども)結論がキチンと語られていない箇所が散見されます。そのため文字だけを追いかけてゆくと「この会話は結局なにを言いたかったのだろうか」とわからなくなるところがあり、読みづらさを感じてしまいました。
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世に言う「働き方改革」というバズワード、正直、眉唾ものだと思っています。
・人口減少に備え、女性を労働力化したい政府の思惑
・政府に迎合して「働き方改革」を大合唱する大企業
・大企業に「働き方改革」グッズを売りつけたい企業
の三つ巴の戦いです。
本書を読んで、「なるほど」、そうだよな」と強く感じたのが二点。
http://naokis.doorblog.jp/archives/work_style_innovation.html【書評】『「働き方改革」の不都合な真実』 : なおきのブログ
<目次>
はじめに
1章 ニッポン一億総活躍プランが「気持ちが悪い」のはなぜか?
2章 長時間労働はどうすれば是正できるのか
3章 日本の労働生産性はなぜ低いのか?
4章 少子化は本当に悪いことなのか?
5章 日本社会の強みと弱みは何か?
6章 私たちはどんな「働き方」を目指すべきか?
おわりに
2018.02.04 読書開始
2018.02.06 読了 -
意外にまともなこと書いているんだなぁと思う反面、やっぱりこの筆者ならこういうことしか書かないだろうなぁと予想の範疇でもあった作品。
働き方改革がきわめて薄っぺらく、しかも現代の日本の情勢に応じて錬られた対策というよりは、GDP600兆円という昭和ノスタルジーを達成するための戦略であるという下りは同感するけれども、でも今の日本型雇用を前提とするのもやはり違う気がするんだなぁ。 -
働き方改革について教育と就職の専門家がメッタ斬り。
政府の提唱する働き方改革を斬りながら、今の働き方の問題点を論じていく。
対策が書かれているというより、問題点の再整理をしている印象。働き方改革は単純ではないのである。
対談形式で読みやすく、働き方を考えるきっかけとなる一冊。 -
自律的:自分がどんなライフスタイルを目指すのか
長時間労働:労働安全衛生(健康)
生産性:どう定義するか
少子化:正規(コア、厚遇)、非正規(バランス)
→今の定年だと、働く人が少なくなる。
→定年延長、年収そこそこ
AI
副作用:現場士気低下、サービス残業増加、疲弊(短期集中)
国のねらい:高度プロフェッショナル制度
裁量労働制拡大
資生堂ショック