- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781618418
作品紹介・あらすじ
人口減少、供給過剰、信用収縮、IT、SDGs…
大転換期を迎えるマーケット
古いパラダイムでは、もはや生き残れない!
いまこそ不動産常識をアップデートする
これからの時代を勝ち抜くために、
本当に知っておくべき「新しい」不動産教養
日本の不動産に未来はあるか?
不動産・投資・金融関係者、企業経営者 必読
<特別インタビュー掲載>
OYO LIFE CEO勝瀬博則
株式会社ツクルバ 代表取締役CCO 中村真広
いちご株式会社 代表執行役社長 長谷川拓磨
<目次>
はじめに
■CHAPTER1 「不動産の常識」が変わろうとしている
地方で続出している「値段のつかない不動産」
「工場跡地」が無価値になる時代
地方企業が保有する資産価値は実質ゼロに
新聞発表が実態を反映しているとは限らない
名門総合商社の方向転換
大手電鉄各社の不動産戦略
■CHAPTER2 それでも不動産は会社を救う
不動産賃貸業が本業を救う
なぜ大企業はなかなか潰れないのか
どんな会社も不動産とつき合わざるをえない
不動産の立地が会社の未来を左右する
■CHAPTER3 不動産の失敗は「会社の致命傷」
三菱地所でさえかつて不動産投資で大失敗している
中小企業が不動産で失敗することはまさに致命傷となる
新興国不動産のリスクと死角
■CHAPTER4 金融サイドから見た不動産の危機
担保評価があてにならない時代に
地方銀行は生き残れるか
「パワーカップル」がおちいる落とし穴
日本版「サブプライムローン破綻」が起こる?
「将来が今よりも悪くなる時代」の銀行業
■CHAPTER5 不動産は本当の資産と言えるのか
キャッシュフローを生む不動産が唯一の資産
企業は不動産の保有をどう考えるか
■CHAPTER6 歴史に学ぶ不動産
ユダヤ系移民の「富の源泉」は不動産だった
日本在住のユダヤ人が始めた元祖サブリース業
「イギリス商人」に学ぶリスクテイク
■CHAPTER7 不動産の新しい潮流
東京における新しい潮流
インバウンドが地方の不動産と経済を救う
日雇い労働者の街が生まれ変わった
AIと不動産業
■CHAPTER8 未来をとらえる不動産企業の視点
特別インタビュー
OYO LIFE CEO勝瀬博則
株式会社ツクルバ 代表取締役 共同代表CCO 中村真広
いちご株式会社 代表執行役社長 長谷川拓磨
おわりに
感想・レビュー・書評
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作者は元リクルートコスモス。不動産と金融という私にとって身近な話題の本。地方の過疎化、工業跡地の活用難易度、土壌汚染対策法、担保評価融資の限界など、現場としては少しありきたりに感じる。
不動産のIT活用やリスクテイクにも触れているが、巻末に出てくるOYOはビジネスモデルに難あり大苦戦中、過去にはSONYも不動産で失敗しており、ドメスティックな仕事てあることは否めない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長嶋修「不動産格差」の5番煎じくらいの薄っぺらさ。カネ払って読む価値なし。
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不動産業界で働いていると知ってる知ってる、な内容でした。この作者がオープンさせたインバウンド向けの宿泊施設は今は大丈夫なのだろうか…
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・不動産気になるけど大体投資関連か資格について
・幅広い業界が関わるので知見をしたい
事業を起こしたり業界で成功するために切っては切れない
情報が1番の資産
視点が変わった時に解釈が全く変わるのが面白い
将来的な情報を発信しながら、過去の背景についても述べられていて不動産あまり詳しくなくてもわかりやすい!