こころの復興 (イースト新書)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650104

作品紹介・あらすじ

東日本大震災から二年以上が経つ。この月日は、被災者および日本人を、どれだけ癒やし、立ち直らせることができたのか。加えて、世界情勢も経済状況も先行き不透明。普通に働いていれば安泰だった時代は終わり、人々の心は、まったく安らぐことができずにいる。しかし、スリランカ上座仏教長老である著者は、「昔を懐かしむのはやめにしましょう」と提言する。未練や執着といった「失いたくない」気持ちを手放し、どんどん変化する「いま」に幸せを感じる心を育てるために必要な考え方とは…。喪失感、孤独感を消す「心の育て方」。

感想・レビュー・書評

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  • 全ての物質への執着を捨て、自分の感覚である心こそが、執着すべきものだと唱えている。命への執着までも捨てることが最終形態。感情に左右されず、冷静でいるためには、物質の変化による喜怒哀楽は極力排除しなければならない。他人に求めず、全てを受け入れるおおらかな心こそが、自分を幸せにするのだと学んだ。以下、抜粋。
    *パートナーを友達だと思うことで、求めすぎない生き方が出来る
    *過去や未来ではなく、今を大事に生きる
    *人間は一人では生きていけず、支えあって生きている。支えてくれる人が幸せでなければ、自身が幸せになることはない。すなわち、人に幸福を与えられる人が、幸せになれる。
    *この世の全ての存在が平等で、大切にしなければないないという心を持つ。それがすなわち自身の幸せ。ありとあらゆる存在に感謝し慈しむ心が持てたとき、最高に豊かに生きられる。

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著者プロフィール

スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演。『くじけないこと』 (角川SSC新書)、『執着しないこと』(中経出版)、『怒らないこと』『生きる勉強』(以上、サンガ新書)など著書多数。

「2017年 『ためない生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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