<40男>はなぜ嫌われるか (イースト新書)

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  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650579

作品紹介・あらすじ

「若いですね」と言われたい中年男性の正体!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからしておじさんホイホイだなと思ったが、案の定おじさんホイホイだった。
    大概、私が20代の頃でさえ女性になんて相手にされなかったんだから、ファンダメンタル要素が明らかに落ちる今になって若い女性に相手になんてされないのは当たり前の話だし、そこに救いを求めても無茶な話なのは、わざわざ大学講師様の本を読んでまで知るようなことだろうか。それこそ常識で考えろってもんだ。
    仕事に関しても、私は完全に溢れ者で、職安で出ている求人から選んだだけなので、そもそもやる気なんて働くしかない程度のものしかない。そんななんであまり仕事のことは聞かないでほしいというのが正直なところだ(というより、あまりしつこく聞いてくるようなのはこちらの方でNGにする)。
    本書で繰り返し使われる単語に「働くしかない」と「働いてさえいればいい」というのがあるが、私の場合はそもそも新卒就職で大コケしているので、自動的にこの立場にならざるを得なかったし、この点も「何を今更」である。そんなのそれこそ仕事が充実しまくっているであろう大学講師様の話まで聞いて知るようなことなんかじゃあなくて、自分が日々リアルタイムで思っていることだ。だいたい私が仕事に全く力を入れていないのは、私の本棚にビジネス本が一冊として登録されていないことを見ていただければ皆さんにもお分かりいただけることと思う。
    また、嫌われないおじさんになるための処方として挙げられていたのが「まじめ」「親切」「細やか」で、一応はなるほどなあと思えるが、私が平素から思っていた「かっこよくはなくても無害なおじさんであるべきだよなあ」という主張に具体性持たせるが、それ以上のものではなかったと思う。
    まあ本書の意図はそれを意識することでおじさんの未来は開けるというおじさん論なんだろうが、妥当な内容だとは思うが、それ以上のもんじゃあなかった。

  • 世の中の40男は結婚もして恋愛からも遠ざかり、最後に服を買ったのは何年も前であり、ちょっとおしゃれな人がいたとしても、40代の人達で集合写真をとってみたとしたら違和感なく溶け込んでみえ、どう見ても20代には見えない。結局そんな40男が20女をナンパしようとしても、気持ち悪いだけであると分析しており、本の分析のとおりだと思った。他にも40男の休日の過ごし方、友達、仕事、夢、思想などこの本を読んで、改めて自分と同じ40男たちの平均的な姿とそうずれてはいないなと安心もできた。残りの人生何かを見つけようと思えた。

  • 7割方読み進んだところで衝撃的な記述
    「まず、単に機械的に年齢で区切っただけの世代論は、とても雑なものが多いという問題点を指摘しておきたい」

    おい。

  • すぐに読める、気軽さのある本。最近、メディアの記事でも多く見かけるようになった、田中俊之先生。
    社会学としてはマイナー分野の男性学を主に研究され、不遇の時代もあったのかもしれないけど、いま注目が集まっている、積極的に表に出る(出してもらえる)社会学者のひとりだ。
    40歳の著者の顔写真を見てもらえれば分かるが、カッコいいなぁ、と思う。Twitterでエゴサーチしてみると、女子学生からの人気も高そうだ。そんな先生から、モテない40代よ、目を覚ませ!と言われても、しっくりこない、というかなんか悔しいところもあるのが正直なところ。
    ただ、実際に勘違いしている男性が多いのも事実なんだろうと思う。折り返し地点を迎えた男性が自身を捉え直し、今後の身の処し方を考える。
    自分のこれまでの言動・考え・働き方や生き方の再考は、自分自身を変えるだけでなく、女性の働き方への理解、地域の見守り、育児環境の整備といった身近で、しかし重要な視点への広がりも期待できる。
    著者のかっこよさが気に入らないとか拗ねてないで、もういい年なんだからと、受け入れざるを得ないのかもしれない。
    というのが、著者の考える結論なのだろうが、敢えて抵抗し続ける面倒なオッサンはなかなか消えないだろうし、だからこそ、そういった頑固な男臭いオッサンへの一定の理解も必要なんだろうと思う。

  • 40男なのでそりゃ手に取るよね(^ ^)

    40男たちへの叱咤激励の本。ファッション、友だち・仲間、若い女の子が好き、男女の友情・異性の仲間、仕事 働くしかない・働いてればよい、現実見た夢・目標、政治、40までの人生、これからの人生。

  • 同世代社会学者の本。
    現実を見返すきっかけ。

    誰かの、もしくは誰かに押しつけられた価値観で生きてないかを自問(マンガ最強伝説黒沢)。
    この歳になると友達というより仲間。
    達成か逸脱。
    俺はまだ本気出してないだけ?
    崩壊しないバカの壁。
    きょうようと、きょういく。
    65で定年になると40年ぶりに時間ができる。それを意識しておく必要あり。

  •  私は<40男>ではなくて女だけれど、世代的にはちょうど当てはまるので、わかる話も多かった。特に、就職のことや自分をとりまく環境の変化、時代の流れ・・・。
    残りの40年をどう生きていくのか、生きている間に社会がどう変わっていくのか。ちょうど、社会的な立場も身体も変わっていく年代になり、このあたりで今後の人生をちゃんと考えたほうがいいな、という気にさせられた。従来からの常識や価値観に必要以上にとらわれ過ぎて、自分で生き辛くしてしまわないよう、世間の「中年は、かくあるべき」に負けず、自由に生きよう。

  • さしずめ男性版「東京タラレバ娘」か。ニヤリとさせられるのとドキリとさせられるのとがほぼ半々。40男が、自らが作り上げた「若さと美しさ至上主義」により自縄自縛に陥っているとの指摘は鋭いと思った。

  • 金も実力もなきゃ中年は分不相応でいろ。という事でもないだろうが読むと凹んできますな。歳は誰でも取るし、女の子にモテるだけが人生でもない。

  • 多角的に見ているので、自省の助けにはなる……のかな。あんまりオススメできないかも……。

    キングオブコメディの高橋さんを持ち上げてて、うっかりニッコリ。

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