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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781650821
作品紹介・あらすじ
バブル崩壊後の停滞期に入ると、平均的な家庭では、亡くなった人の供養のために払える原資が薄くなった。給与は上がらないのに、闘病や介護で資産は激減。子どもたちの教育にかかる金額も尋常でない。その結果が、「寺離れ・暮じまい」の大流行である。昭和の慣習の礎を失った現代日本人がメンタルヘルスに問題を抱えていることも、葬儀や供養の簡略化・個人化と無関係ではない。多忙な現代社会において、生きる実感を取り戻し、「いかに生き、いかに死者を弔うべきか」を示唆する聖と出会うための処方箋!
感想・レビュー・書評
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葬式法事にしか接しない僧や寺とはいえ、身近な話題ではあるだけに、ひとつひとつの体験談や最近の潮流の話は興味深い。ただ冗長なのがマイナスで、章ごとのテーマに沿って話を展開するのでなく、全体を通して似たような話題があちこち行き来するから、まるで取り留めない話を聞かされてるようだった。もっと書くことを整理し、伝えたい事の焦点を絞る事が出来たはず。
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