JR北海道の危機 日本からローカル線が消える日 (イースト新書)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650913

感想・レビュー・書評

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  • ■JR北海道が苦境にあることは周知の事実。その背景がなんだったのか知りたかった。
    ■国鉄民営化後、数多の誤算が続いたことは分かったが、国も北海道庁もJR北海道も他に何かできることがあったように感じる。
    ■先を見通した経営というより、列車の改良やダイヤ改正、特急のやりくりばかりなど小手先なことばかり書いてある。本当にこんなことばかりだったのか。
    ■北海道はその歴史的な成り立ちとして、国に頼りがちなところがあるが、ロシアと国境を接していること、食糧基地としての可能性など、一民間企業としての考え方には収まらない発想が必要な国家戦略的な企業だと感じているがどうだろうか。

  • 行く末が心配なJR北海道
    興味深かったです
    JR九州の「鉄客商売」と合わせて読むと余計に考えさせられるかも

  • 民営化してはいけないだろ

  • [図書館]
    読了:2019/11/9

    「第六章 JR北海道が輝いていた時代」が面白い。それ以外はデータの羅列だけが多くて読み物としては退屈だった。

  • さまざまな近未来予測に手を出していますが、これは鉄道とりわけJR北海道に関する悲観的かつ危機的な予測を打ち出した一冊。
    それはそれで考えさせられますが、後半でJR北海道の路線や電車の推移を詳しすぎるほど解説してあり、この著者はきっと鉄道オタクなのだろうと思いました。

  • JR北海道の危機というタイトルですが、どちらかというと国鉄からJRにかけての北海道の鉄道史という感じです。バスも含めて事実を丹念に調べておりますが、なぜ危機に至ったのかという分析や、今後どのようにしたらいいのかという提言がもう少しあっても良いのでは?と感じました。

    事実をコンパクトにまとめているところが取り柄の本です。

著者プロフィール

1956年、東京都江戸川区生まれ。亜細亜大学講師、一般社団法人交通環境整備ネットワーク相談役、公益事業学会、日本交通学会会員。専攻・交通政策論、日本産業論。「鉄道ジャーナル」に論考を執筆するほか、著書に『鉄道会社の経営』『新幹線の歴史』『通勤電車のはなし』『鉄道と政治』(中公新書)、『JR北海道の危機』『JR九州の光と影』(イースト新書)、『鉄道会社はどう生き残るか』(PHPビジネス新書)などがある。

「2023年 『日本のローカル線 150年全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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