路線バスの謎 思わず人に話したくなる「迷・珍雑学」大全 (イースト新書Q)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680279

作品紹介・あらすじ

なぜ、「乗り継ぎの旅」はゴールが難しいのか?

全国約2,000事業者を分析!

誰も調べなかった細かすぎる雑学を日本一マニアックに掘り起こす!

なぜ太川陽介&蛭子能収の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」はゴールが難しいのか? 「○○交通」という社名が多い理由とは? なぜJR中央線沿線は小田急バスなのか? 路線バスに最も縁のない都道府県は? 日本最長・最短の路線は? 年に1回しか走らないバスがある!? 「バスタ新宿」誕生で注目のバスターミナルの魅力とは? 半世紀前のバスが現役で走っている!? 『秘境路線バスをゆく』シリーズなどを制作した編集・執筆陣が、全国47都道府県の路線バスのデータからディープな情報を厳選。

【目次】
第1章 路線バスの基礎知識
第2章 路線バスなんでもランキング
第3章 日本に一つだけの路線バス
第4章 全国ご当地路線バス列伝
第5章 バス事業者の謎
第6章 車両とバス停の謎

感想・レビュー・書評

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  • 路線バスにまつわる様々なネタをかき集めた雑学本。ネタは広範囲かつ実に細かい。八木新宮線のようなマニアには有名すぎる話から、毒蛇対策を施す奄美のバスといったディープすぎる話題まで、本当に色々です。バス停間の距離の日本最長なんて、どうやって調べたんだろう。と言うか、「近藤商店」って何者?執筆陣の調査能力と熱意に脱帽です。

    ただ、本の体裁としてはネタを集積しただけであり、起承転結を感じないというか(当たり前ですね)、読後の爽快感に欠けるというか…。コラムとして読む分には中々の面白さだと思います。

    なお、タイトルに「思わず人に話したくなる」とありますが、話す相手は慎重に選びましょう(笑)。

  • 図書館本。
    太川さん蛭子さんのバス旅が好きで、こちらも興味を持ったので。
    とにかくよくここまで掘り下げているなと言う印象。特に印象的だったのは、バス会社が鉄道だったり異業種からの参入だったりしたこと。地元にも路面電車とバスを手がけているバス会社があるが、とくに疑問に思ったこともなかった。まさにへー、と言う感じだ。
    沖縄の730バスもどこかで聞いた事があった。しかし、一晩で入口出口が右から左に変わるとはすごい。沖縄や北海道は気候や地理的条件から色々と話題には事欠かない。忘れた頃にまた読んでみようかな。

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著者プロフィール

風来堂:編集プロダクション。国内外問わず、旅、歴史、アウトドア、サブカルチャーなど、幅広いジャンル&テーマで取材・執筆・編集制作を行っている。バスや鉄道、航空機など、交通関連のライター・編集者とのつながりも深い。編集した本に『秘境路線バスをゆく(全8作)』『“軍事遺産”をゆく』『地下をゆく』(イカロス出版)、『攻防から読み解く「土」と「石垣」の城郭』(実業之日本社)、『路線バスの謎』『ダークツーリズム入門』『国道の謎』『図解 「地形」と「戦術」で見る日本の城』『カラーでよみがえる軍艦島』(イースト・プレス)、『ニッポン秘境路線バスの旅』(交通新聞社)、『2022年の連合赤軍 50年後に語られた「それぞれの真実」』(深笛義也著、清談社Publico)、『日本クマ事件簿』(三才ブックス)などがある。

「2024年 『ルポ 日本異界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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