カレーライス進化論 (イースト新書Q)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 94
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680293

作品紹介・あらすじ

日本人が愛してやまない国民食・カレーライスとは、いったい何なのか?インド、イギリスを経て日本にたどり着いた後、独自の進化を遂げ、今や日本オリジナルの料理になっているカレーライス。そんなジャパニーズ・カレー150年の歴史から、世界で日本人だけがこだわっているカレー作りの7つのポイント、カレーのおいしさの構造分析まで、カレーライスの未来につながるアイデアを、カレースター・水野仁輔が大放出。日本のカレーの明日は、この1冊と共にある。

感想・レビュー・書評

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  • カレースター・水野仁輔さんによる、日本人の国民食であるカレーの歴史、文化、多様性、将来予想についてまとめた書籍。
    インドからイギリスを経て日本にやってきてカレーは、食品メーカーによるカレールウ開発により、全国民の間で「おふくろの味」となっていったとの解説には納得した。
    日本独自のカレー4タイプやカツカレー、カレーパンの発祥年や発祥の店名まで書いてあり、流石はカレースターを自称するだけはある。
    ゴーゴーカレーやココイチ、ハウス食品の海外戦略の話がトップや事業担当者へのインタビューに基づいた内容で興味深かった。

  • カレー名人が総括する日本カレーの今昔。

  • カレー料理の奥は深い

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=B17343

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:383.8||M
    資料ID:95180149

    インド、イギリスを経て日本にたどり着いた後、独自の進化を遂げたカレーライス。そんなジャパニーズ・カレー150年の歴史から、カレー作りのポイント、カレーのおいしさの構造分析までが徹底紹介されています。
    (生化学研究室 大塚先生推薦)

  • 383.8

  • カレー文化のあるのは日本だけである、っていうのが「おおう!」と来た。

  • 筆者があまりにカレーにのめり込みすぎていて面白さを感じてしまう。そもそも職業(?)カレースターとはなんだ。文章中も、”カレーライスがなぜおいしいかを論じるのは、少し滑稽な気がする。リンゴがなぜ木から落ちるのかと同じくらい自明なことだ。”とか”カレーのオープンソース化”(カレーのレシピの共有化)とか笑ってしまう。
    内容はカレーのタイトルの通りカレーのルーツが主。日本のカレーの今後の進化にも期待しているようだ。カレー◯◯とかカレー風味の◯◯とか、カレーは本当に無限の可能性を秘めている。なお、私がはじめて知ったことは、カレー粉自身には味はないということ。

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著者プロフィール

1974年静岡県生まれ。
株式会社エアスパイス代表取締役。
スパイスを通じて刺激的な体験を届ける「AIR SPICE」を立ち上げ、コンセプト、商品、レシピ開発のすべてを手がける。
1999年に出張料理集団「東京カリ~番長」を結成し、調理師免許を取得して、全国各地のイベントで1,000回を超えるライブクッキングを実施。
『世界一やさしいスパイスカレー教室』(マイナビ出版)や『スパイスカレー事典』(パイインターナショナル)など、カレーやスパイスに関する著書は60冊以上。

「2023年 『カレーのレシピ大図鑑370』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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