- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781680323
作品紹介・あらすじ
勝手気ままなネコたちは、いかにして愛すべき隣人になったのか?
砂漠を生きる野生ネコが、コタツで丸まるネコになるまでの謎を解く。
人と共存する生き物のなかで、唯一「単独性」があり、狩人の技を持つネコ。
その祖先は犬と同じ「ミアキス」であり、現存する約30種のネコ類のうち、
リビアヤマネコだけがイエネコへと進化した。
ヒトの手により家畜化されたイヌとはちがい、社会性がありリーダーを立てて生きる犬と違い、
野生ネコを手なずけ、ペットにするのは困難だ。
ネコが誕生する歴史を紐解くと、
ネコが自ら人へ歩み寄った、ある時代の局面へとたどりつく。
勝手気ままなネコたちは、
いかにして人と共生する道をたどったのか?
本書では、ネコの進化の謎から、中世の世界を旅したネコの受難、
日本のノラネコたちの謎多き暮らしぶりまで、
ネコが人を魅了し続ける歴史とそのひみつを探る。
感想・レビュー・書評
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動物学者・今泉忠明氏による「猫」の新書。タイトルには「飼い猫」とあるけども内容的には猫の祖先から現代猫までの歴史を辿っていき、いかにしてヒトに身近な動物のポジションに収まったか、を読める本。
想像していた以上に情報量も多くて面白い。案外歴史好きも楽しめる内容では。
日本画に描かれた猫のしっぽについて、とかかなりニッチなテーマでは?
猫の表情や姿勢の図を見ていたら本物を見て確かめたくなりました。
1刷
2021.1.2詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白くわかりやすい。自分の求める情報は少し不足していたのと、タイトルから連想される中身ではなかったこと、また終わり方が少し尻すぼみな印象はありつつ、内容としては興味深かった。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/729588
猫好きは読みたくなる、飼い猫の歴史。 -
犬派の私的には興味あるお話でした。
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ネコの尿中に含まれるアミノ酸、CArboxylesterase like Urinary eXcreted proteINでコーキシン。
性フェロモン。 -
978-4-7816-8032-3 204p 2017・9・20 初版1刷
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猫の習性についてわかりやすく書いてありました。表紙のモデル猫ちゃん、好きなのです