バカなおとなにならない脳 (よりみちパン!セ)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 122
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690018

感想・レビュー・書評

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  • 中3の子供の自己啓発にと読んでみたので合わなかっただけで、それなりに良い本だったと思います。子供の質問に一問一答形式に分かりやすく脳科学的な話も交じえながら会話調で進むのでスラスラ読める。私が会話調の文体が苦手なため評価低めですが、こういうのが好きな人や小学校で好奇心旺盛な子には合うのかなと思いました。「バカの壁」も合わなかったので予感はしていたのですが的中しました。

  • 子どもの質問に養老さんが答える本なんだけど、けっこう面白く読めた。とどのつまり、自然の中で生きろと言いたいのであろう、このおじさん。

  • 興味のあった養老孟司、大好きな100%ORANGEの挿絵。子どもの質問に、養老氏が痛快に答えていき、面白い。分かりやすい脳科学、便利な現代社会の代償、生死とは…。至るところで「身体を使って田舎で農作業でもすればいいと」ばっさり斬る様に少し笑ってしまったが、それがきちんと裏付けられたアドバイスなのだから素晴らしい。

  • 「バカの壁」の著者で、東大医学部卒の解剖学教授 養老孟司さん。
    その養老さんが、少年少女から送られた質問・相談に答えたものをまとめました。

    「バカって治るんですか?」
    「頭いい子は運動できなくて、スポーツ得意な子は勉強できないのはどうして?」
    「こころはどこにあるんですか?」

    素朴な質問、深い悩みがたくさん寄せられます。
    ~でしょ。~だよ。といった断定型の話し言葉で、
    次々と答えやヒントを提示していく養老さん。
    どんどん言い切ってくれます。何でも答えをくれる頼れる大人。
    こういう人には弱いよね。

    でも言ってることは、分かり易く、共感出来ます。
    「問題はボタンひとつで簡単に報酬(結果)が得られるものばかりになったことだ」
    つまり物の道理が判らなくなっているということです。
    確かに洗濯も料理も移動も、ほとんど手足を使わない便利な世の中。
    情報処理能力は高いけど、犬小屋ひとつ作れない頭でっかちになっているかも。
    「ぐだぐだ言う前に、自分独りで一からやってみろってんだ!」てことです。

    「人間社会しか見てないから窮屈に感じる。人は自然界の一部に過ぎない。」
    他人のことなんて理解できるわけが無い。だから自分を判ってもらえる筈も無い。
    こんな人間社会が全てだと思ったら、そりゃ息が詰まります。
    今日は天気が良かったとか、星がきれいだったとかそんな話してみませんか。
    たまには無心に農作業でもして自然の中で体動かしませんか。

    結局バカなおとなとは、何でも知ってるつもりで、
    他人同士が気分よく暮らすための心遣いを持たない人のことかな。

  • 図書館の子供向け本棚に。以降は本からの引用です//わかるというのは、もともと自分の中にわかるだけのものが、ループの繰り返しによりできあがっていて、それを外から説明されるからわかるんだ。入出力。体を動かす。ミラーニューロン。秩序活動のゴミ処理。世間と自然の2軸。言葉。同じって機能。我慢を覚えるには、自然と付き合うしかありません。プロセスをたどれるような事をしたほうがいい。感情というのは、比喩的に言えば情報の重み。目標がはっきり固定されないときに、ものごとに意味がないんじゃないかって考える。人間というのは、本当はとても処理しにくいものなんだけど、情報にしちゃうと処理しやすい。

  • バカな大人にならないためには必読ですね☆
    分かりやすくて良いです。

  • ブレない養老さん。養老さんの数々の著作を読んでる方にとっては新しい話は出てこないかも、今まで出てきたお話のわかりやすいまとめと言う感じ。子供相手でも質問によって本気で腹を立てて逸らさないで答えているのがわかって面白い。

  •  養老先生が、子供たちの質問にひたすら答えていく形式の本。なかなか面白い質問するなーというものもあれば、とんでもないことをいうものもあった。養老氏がそれらに、笑いながら答え、怒りながら答えている様子が目に浮かぶようだった。ある程度の頭脳レベルにある人間に答えるのと違って、子供の質問に応えるのはある種の工夫が必要であることがよくわかる。

  • 小・中・高生からの質問に答える形のなで、簡潔でわかりやすかった。自分にはこのくらいが頭に入りやすかったです。
    言っていることは他の著書と一貫したものでした。

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著者プロフィール

解剖学者。1937年、神奈川県生まれ。著書に『バカの壁』『遺言。』(ともに新潮社)など。

「2018年 『「農業を株式会社化する」という無理 これからの農業論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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