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Amazon.co.jp ・本 (194ページ) / ISBN・EAN: 9784781690278
作品紹介・あらすじ
「いまどきのヤングよ、君たちが大切だと思っている「個性」や「友達」や「恋愛」は、じつはぜんぜん大切なんかじゃない」――若者のモンモンとする日常を迎え撃つ、オヤジによるアナーキーな人生論。
【著者紹介】
しりあがり寿
1958年、静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業、大手ビール会社に入社するとともに、単行本『エレキな春』(白泉社)で漫画家としてデビュー。以後、次々に作品を発表して漫画家として独立。2001年に『弥次喜多 in DEEP』(エンターブレ
感想・レビュー・書評
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祖父江さんらしく、飄々としているのに真実味のある言葉たち。読んでいると身が引き締まるような気持ちになった。
特に印象的だった部分(うろ覚え)
・不安や自信のなさから脱出する方法はひとつくらいしかない。ちょっとでも自分が興味のあることをやり続ける、さっさとやる、どんどん極めるということ。
・幸せ、という状態はなくて、幸せを感じる瞬間、ばかりがある。
・基準があることで、基準から自由になることができる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2005年出版の本だけど、ドライブしている時に聞いたラジオで紹介されていて、大爆笑したので購入。
本来、中学生ぐらいの年齢向けの本で、文中でもあるように「若いってダメじゃん」というオヤジ化を薦める本なんだけど、内容は至極まっとうな哲学(?)。
オヤジ国憲法
・第1条 個性ハ必要ナシ
・第2条 友達ハ大切ナモノニアラズ
・第3条 恋愛ハ トクナモノデナシ
・第4条 真理ト理想ハ幻想ナリ
・第5条 ヤングノ敵は隣室にアリ
自分の個性、友達、恋愛、理想、親、という若い時のハシカのような悩みを「オヤジ目線」で憲法化している。
大笑いしながら読んでいて気が付いたのだけど、年齢敵にオヤジの基準を満たしても、メンタルでオヤジになっている人は世の中にほとんどおらず、自分を含めてほどんどの人が「ヤング」である。
この本が当初想定していた中高生以上に、大人に熱狂的に受け入れられているのはその辺りなのだろう。
(根底はアドラー心理学そものもと言ってもいい)
友達の項から一部引用
<blockquote>第2条 友達ハ大切ナモノニアラズ
寂しさをまぎらわすための友達は、影響にこれを保有しない。
「友達」とは、オヤジ国においては、人間関係を束縛し、いたずらにひとをして不安に陥らせ、寂しさという罠により、人間としての独立独歩の精神をスポイルするものである。ここにおいて、思春期における友達の意味を考察し、もって健全なるフレンドシップをヤングに伝えるものである。
</blockquote> -
年齢によって考え方が違う事だろう。若い時は若い時の年を取ればそれ相応の思考能力というものが付いてくる。
考えることが一番大切な時期にいかに頭を使い、悩み倒すことにより将来の視界がすごく広がるのは確かだと思う。
ヤングといわれる人はこの本を読みオヤジの考え方にもっと触れ、そしてオヤジといわれる人は若い意見に対し臆せずどんどん物申してもらいたい。 -
ヤング(主な想定はティーンエイジャー)の悩みに著者ふたりが「オヤジ憲法」で対峙している。
ゆるーく、でも経験に基づいた著者たちの人生観に触れる一冊。
人生そんなに綺麗でわかりやすくはないけれど、悪くはない。むしろだめなのが普通なんだからだめを面白がろうよ。
自分の傷やだめなとこ、他人のだめなとこ。そんな部分を愛して笑って許せたら人生面白いよね。
そんなお二人の姿勢が面白い。
一人称は「ワシ」。そして今のヤングにはわからないであろう昭和ネタも面白い。笑
私はもうオヤジ国に片足を突っ込みつつあるなあって思ったので、狭い世界(学校と家庭)でもがいていたあの頃の自分にそっと差し出してあげたい。 -
『オヤジ国憲法』読了。もうとっくの昔にヤングとは言えない年齢になった今だから笑って楽しく読めた。自分を探すのではなく、自分を忘れることが大事であると言い切るオヤジに納得。ヤングはただそこで生きているだけですごいと応援できるオヤジに僕もなりたい。年だけはオヤジになったなぁ(笑)
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