増補 「悪いこと」したら、どうなるの? (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ 40)

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690469

感想・レビュー・書評

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  • 漫画がグサグサ来る。

  • 少年法の現状、問題点を解説する本。

    少年によって家族を傷つけられ、あげくに法によっても納得のいく結末をむかえることができない遺族の方の心境は想像することもできない。

    人間は変わることはできると思うし、子供ならばなおさらだという意見にもある程度賛成できる。しかし、現実にはまわりが何をいってもどうにも変わらない、どうしようもない人間というのはいるし、それは子供であっても例外ではない。

    酷い犯罪を犯した子どもは死刑にするなり、一生塀の中に閉じ込めておくなりしたほうがいいという、単純なやり方で丸く収まるわけではないけれど、厳しく罰し、厳しく監視することが、本当の大人の、社会の、子供対する責任の取り方ではないだろうか。

    未成年だから厳しく罰せられないなんてのたまっているやつらにこそ読んでほしいが、そんな奴らはこんな本を読もうとなんてしないだろうというジレンマ。

  • 少年法の改正については「これで凶悪犯罪を犯した少年を死刑にできるようになり、凶悪犯を正当に罰すことができてよかったね」となどと軽々しく言ってはいけない。改正を求められたきっかけや、保護処分となり少年院に送致された後何が行われるのか、そこで「更生」に至るまでの問題点や課題がさまざまあることは、この本の対象となる子供たちだけでなく、大人でも知っておく必要がある。子供の犯罪だけでなく、すべての犯罪が持つ課題にもつながるからだ。「人を殺すことがどうしていけないの?」と問われることにためらうのではなく、「どんなことでも犯罪はすべてのものを奪い尽くす」ということを、はっきり答えられるようにならないといけない。

  • 少年法。加害少年と被害者、遺族。ありふれた生活に自然に溶け込み過ぎて、非現実的に過ごしてきた自分を考えさせてくれる本に出会えたと思います。今の生活が当たり前ではないとひしひしと伝わってくる。これは読んで正解だった。むしろ読まなきゃいけない。読まなければ私は平々凡々に平和ボケした頭のまま人生を謳歌して行くところだったと思う。それはいけないと思うし、私は嫌だ。たとえ自己満足だとしてもただ何もせず生きて行くのは嫌で、出来る事があるならして行きたいとも思った。もちろん、法は犯してはならないと思う反面。私の頭でもスッと頭に入って来る、わかりやすい文章で尚且つ色々な感情を味わわせてもらえた。加害者だけに目を向けるのも、被害者だけに目を向けるのも間違っていて。少年法だからと加害者を守るのも、被害者が何も知る事が出来ないのはいかがなものなのか。

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