この気持ち いったい何語だったらつうじるの? (よりみちパン! セ)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 46
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781690513

感想・レビュー・書評

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  • 「言葉」の有限性や言語の障壁等の問題について思いを巡らせる話。著者のイラスト付。エッセイというより流れれるまま言葉を綴った誰かのおしゃべり。つられてこちらも色々考えてしまう。総ルビなのにもこだわりを感じる。
    「目指せマルチリンガル」みたいな本かと思ったが、エスペラント語をかじる話があるくらいで語学の重要性云々等の話はない。著者の興味はあくまで「他者の思考」にあるようだ。
    遠い時間の彼方から誰かの思考が伝わってきたときの興奮には共感。

    著者は小林司・東山あかねご夫妻の娘さんですよね。小林司さんがかつて著書で「娘は習ってすぐエスペラントが話せるようになった!」と書いていらしたのに鑑みると、エスペラントのお話は随分ご謙遜して書かれてるような…

  • ◆きっかけ
    実家にて。CREA2010年2月号 2016/8/19

  • これはいい本を読んだ。多くの気づきを得た。

  • 言葉は、それだけで100パー伝えられるような万能なものじゃないけど、だからといって使わないんじゃ何も伝わらない。
    エスペラント語のこと、もっと調べたい。

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著者プロフィール

小林エリカ=作家、漫画家。著書に『トリニティ、トリニティ、トリニティ』『光の子ども 1~3』など。

「2022年 『読書人カレッジ2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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