恋と股間 (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ 53)

著者 : 杉作J太郎

• イースト・プレス (2012年10月18日発売)

感想・レビュー・書評

[ありんこゆういちさんの感想 · 2021年2月13日]

なんでか最近気になる杉作J太郎さん。サブカル人脈では度々出てくる名前ですが、著作は初めて読みます。
お下品な方なのかと思いきや全然そんなことは無く、下の話と言えど言いたいことを言うためのガソリンとして投下しているだけで全然下品ではありません。
モテない男子はどうやって彼女をつくてばよいのかというテーマからスタートしていますが、結局思いやりが必要という事に落ち着きます。
モテない男子の端くれとして思い返すと、当てはまる事あったかもなあとふと考えました。自分本位のメールとかしてたかも。というか高校生の時は携帯もポケベルも無かったですけどね。

[くりすちゃさんの感想 · 2021年8月31日]

「らしさ」を自分流に演じることも大切

[nyonboo48さんの感想 · 2020年3月15日]

YA向けの本でこの手の内容は貴重なんじゃないだろうか。序盤にある、専門学校があってもよいのでは？と意見にも表れているが、大事なことなのだからちゃんと学ぶ機会が与えられることは良いことだと思う。「『金は天下の回りもの』はお金に記名しないことからも分かる」「恋愛は自分のリミッターを広げる」「好きになったら告白するべき」「別れ話にはいったんは食らいつく」など若者が勇気づけられるであろう内容も多々ある。ただ「高い位置の葉を食べるためにキリンの首が伸びた」とか「押しも押されぬ」という間違った言い方など校正で正すべき内容が目についたのが残念。

[シミズさんの感想 · 2017年6月17日]

全文引用したいくらいの名著。

名著なのにタイトルのせいで人に勧めにくいシリーズの1つである二村ヒトシさんの『すべてはモテるためである』以上の人生の指南書と言っても良い。

恋に限らず何事にも自信が持てない人すべてに読んでほしい。すばらしい。

[舟子さんの感想 · 2014年10月26日]

1ページ目(正式には3ページ目ですが)から心鷲掴み！男性だけでなく女性、恋愛のみならず生き方のキャパシティーを大きく広げてくださいます。人生の節目で何度も読み返し後世に伝えたいご本です。

[seisei highshool さんの感想 · 2014年7月29日]

登録番号：10869　分類番号：152.1

[モリゾウさんの感想 · 2014年2月1日]

杉作先生独特の腰の低い語り口「～ですよ。」「～ですって。」で繰り出される恋愛論。冒頭「出会いがない」という悩みに対する回答＝「一回でも近所のタバコ屋のおばさんに頼んでみたことはあるのか？」にまず童貞男子の全員がガツンとやられるはずです。とにかく読むべし。
せっかくなので挿絵も先生の絵でお願いしたいところでしたので、星－１とさせていただきました。

著者プロフィール

61 年愛媛県生まれ。漫画家、映画監督、男の墓場プロダクション局長。監督作に『任侠秘録 人間狩り』、『怪奇!!幽霊スナック殴り込み！』、『やる気まんまん』、『チョコレート・デリンジャー』（制作中）。著書に『応答せよ巨大ロボッ
ト』、『杉作J 太郎が考えたこと』、『トラック野郎 浪漫アルバム』（共編著・植地毅）などがある。

「2016年 『Jさん&豪さんの世相を斬る! @ロフトプラスワン[残侠風雲編]』 で使われていた紹介文から引用しています。」