白の呪縛 (ソーニャ文庫)

著者 :
制作 : KRN 
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 24
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781695136

作品紹介・あらすじ

耳を塞ぎたくなるような水音、激しい息づかい、時折漏れる甘い声…。二人の間から生まれるその音は、生者のいない城内に虚しく響く。国を滅ぼされ、ただ一人残された姫・美濃は、絶対的な力を持つ神子・多摩に囚われ純潔を奪われる。人の感情がわからず、愛し方など知らない多摩は、美濃にただ欲望を刻みつけることしかできない。美濃の全てが欲しいのに、なぜかいつも何かが足りない。答えが出ぬまま美濃を求め続ける多摩だったが…。

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインがお花畑と言うよりノータリン過ぎて、途中で苦痛に(笑)。十代後半と思われるのだが、幼女のごとき言動。溺愛されたがゆえに幼い、と説明がされていたが、それにしても限度がないか? と思った。

  • 「歪んだ愛」がテーマのソーニャ文庫らしい作品と思いますが、これは好みが別れるんじゃないかなぁって思います。私的には登場人物の心情についていけませんでした。

    名前から戦国時代の日本っぽい感じはしましたけど、ヒーローの多摩は、もはや人ではなく神様というか悪魔みたいで、出てくる男性陣3人とも変な力を持っていて、ファンタジー要素が強いです。

    ヒロインの美濃は、かなり幼い子どものような言動をしますし、幼い頃から大好きだった巽との婚約を前に、友人として好ましく思っていたはずの多摩から一方的な愛情を押しつけられ、逃げても逃げても捕まり、それなのに、最終的には多摩を愛するってのが、分かりません。ストーカー側の心情を理解できないとダメなのかもしれません。

    しかも美濃を愛していたはずの巽も、多摩に操られていたというからかもしれませんけど、それが解けそうになっても美濃を多摩に捧げちゃいますし、最後まで気持ち悪さが漂います。

    唯一まともそうな乾がいて、なんとか最後まで読めましたけど、よく考えると彼が多摩を焚きつけなければ、こんな状況にはなってなかったんですよねー。彼にしてはよいことをしたいと最初は思ったと思いますが、その結末がこれだと分かっていたら、そのまま多摩を村に返していたのかなぁって思いました。

    ページ数も多く、イラストも表紙よりは挿絵の方がよいですけど、内容的に私には向かない一冊でした。

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