皇帝陛下は逃がさない (ソーニャ文庫) (ソーニャ文庫 や 1-3)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781695341

作品紹介・あらすじ

小国の末姫シシーナのもとに突然届いた結婚の申込み。相手はなんと、冷血で残虐と噂される大国の皇帝レオハルト。攫われるように彼のもとへ嫁いだシシーナだったが、豪華な鳥篭に閉じ込められて…!?どうして私をこんなところに?理由を聞こうとしてもはぐらかされ、甘い言葉と執拗な愛撫で彼の手管に呑まれてしまう。身体だけじゃなくて心も通じ合いたいのに-。そう悩んでいた矢先、とある事件に巻き込まれ…?

感想・レビュー・書評

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  • ソーニャ文庫とは思えないくらいコメディ色が強いように思いましたけど、シシーナの内心の叫びがそこかしこに出てきてて、大変おもしろかったです。

    大国の皇帝レオハルトが小国の王女シシーナを王妃に指名。そこには当然過去に出逢っていて一目惚れっていうよくある設定が入っていますけど、シシーナを自室に入れた直後に、シシーナ専用鳥籠が出て来た時には、シシーナでないですけど、レオハルト変態って思いました。

    変態皇帝を相手にがんばるシシーナはかわいいし、レオハルトもシシーナに怯えられているのをどうにかしたいと思っているのが空回りして、自分には向けられない笑顔をかつての婚約者ルマノに向けているのを見た後は、嫉妬も入って結構乱暴になってましたけど、レオハルトの気持ちがよく表れていたと思います。

    最後は、ソーニャ文庫お得意のヒロインは知らないお話が出てきますけど、これほどの愛を受けとめるシシーナに同情します(^^ゞ

    山野辺りりさんの前作2つも既読ですが、これが一番好きです。

  • 執着という点ではソーニャラインの中では弱いけど
    ヒロインを鳥籠を閉じ込める変態ヒーローに惚れた。

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著者プロフィール



「2022年 『猫好き強面最強騎士は愛しい彼女を逃がさない。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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