みせもの淫戯 (ソーニャ文庫)

著者 :
制作 : 田中琳 
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 16
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781695525

作品紹介・あらすじ

困窮する実家を救うため、子爵令嬢の小夜子は新興の商家・東雲家の長男と結婚することに。だが迎えた初夜、夫から「別の男に抱かれるのを見せろ」と命じられ、義弟となった甲斐に純潔を散らされてしまう。夫の目の前で甲斐に繰り返し身体を開かれ、淫らに弄ばれる日々。しかし閨以外での甲斐は、不器用ながらも小夜子をいたわってくれて…。夜とは違う甲斐の優しい一面を知るたびに、彼に惹かれる気持ちは大きくなっていき-。

感想・レビュー・書評

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  • 困窮状態の子爵家令嬢 小夜子が祖母の為、新興商家の長男 伊織と結婚するも、初夜に彼の変わった性癖とはいえ、彼の異母弟 甲斐と閨を共にするのは、背徳的かも知れないが、見合いの日迎えに来た、甲斐とお互いに惹かれるものがあったように思え、嫌悪感なく読めました。アブノーマルな秘め事に悩み苦しみながらも、甲斐に対する気持ちを認め、彼から与えられる快楽が喜びである様を、夫に気付かれないようにと、段々強かになっていく小夜子も好感が持てました。普段、小夜子に対してぶっきらぼうな甲斐が、伊織に気付かれない程度に、閨で見せる小夜子へ気遣いと、実は少年時代から淡い想いを抱いていた彼女への欲情している姿がいい。それと、伊織に忠実で、穏やかそうでいて、当主になった後の伊織への制裁に垣間見れた甲斐の歪みも、嫌いじゃなかったです。

  • 実家を救うために結婚した相手が、見た目もいいし金も持っているけど、異常な性癖をもった相手だったってところから入って、3Pものになるのかと思いきや、夫の伊織は妻の小夜子と異母弟の甲斐のHを見て興奮するだけの男で、結局は小夜子と甲斐のHだけで、3Pものが好きじゃない私としてはよかった。

    小夜子は伊織に会う前に甲斐に惹かれていたし、甲斐は過去に小夜子に会っていて、ひそかに好きだと思っていたという伏線もあるし、絶対的権力者の伊織に逆らうことができなくて嫌々Hしていたのが、だんだん甲斐じゃないと夫でも嫌って思ってきた小夜子の気持ちの変化も分かり易いです。

    放蕩を続けて、仕事を全然して来なかった伊織が、甲斐に一発逆転されて立場が逆転し、甲斐が当主でその妻に小夜子となるところまでは普通ですが、やっぱり最後はソーニャらしく、甲斐が伊織ののどをつぶして牢に閉じ込め、小夜子もなんとなく知っているって感じで終わったのは、スカッとしました。

    田中琳さんのイラストも甲斐も伊織もかっこよく、小夜子もイメージ通り。
    よかったです。

  • 相変わらず薄暗くて歪んでて最後は大団円、好み。
    部下x妻の濡れ場に常に夫(見てるだけ)が居るという特殊なシチュ。

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