十年愛 (ソーニャ文庫)

著者 :
制作 : 駒城ミチヲ 
  • イースト・プレス
3.67
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本棚登録 : 13
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781695877

作品紹介・あらすじ

厩番のアーサーと身分違いの恋をして結ばれたグレース。だが彼は突然姿を消してしまう。それでも彼を信じ、10年間愛し続けていた彼女の前に、彼は隣国の王となって現れた。彼への愛が抑えきれないグレースは、貪るようなキスを受け入れ、身を委ねてしまう。しかし情事の後で向けられたのは蔑みの視線。さらには身に覚えのない罪で責められ、償いを強いられる。彼の仕打ちに傷つくグレース。だが彼女には、彼に伝えなければならない秘密があって…。

感想・レビュー・書評

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  • 身分差ラブもの。彼のほうが突然姿を消し、10年後、王になってあらわれた…そこからグレース苦悩の日々が始まる。
    アーサーのゆがみ具合がとても好みでした。いっそ可愛い(笑)「なにやってんだ」と思ってしまう。じっと耐えるヒロインが可愛そうで。
    思慮深いヒロイン・グレースに、可愛い妹、真面目なストーリーのなかに笑いもあったり驚きもあり。ラストは胸がきゅっとしました。イラストも、とても綺麗。
    読み終わって「おもしろかったぁ」と言える作品でした。

  • 楽しく読めて良いお話でした。

    ここのところ、BLとハーレクインの世界にどっぷりと浸かっていたので、TLは久しぶりで、堪能しました。
    ヒロインの子爵令嬢グレースは一つ違いの厩番の息子アーサーと恋仲になりますが、野心家で欲深な父親によって、仲を裂かれてしまいます。
    彼の子どもを身ごもっていたグレースはひそかに出産し、その娘は彼女の「妹」ということで育っていましたが―。
    再会を諦め、父の死後、子爵家を出て地味な家庭教師の日々を送る彼女とアーサーは予期せぬ再会を果たすものの、彼は何と隣国の国王となっていて?

    要はアーサーのグレースに対する大いなる誤解と偏見により、彼はグレースをふしだらな女と見なし、「復讐」をするというお話です。しかし、その過程で、彼は彼女の昔と変わらぬ無垢さと優しさに気づき、改めて彼女への愛情を確認し、最後はホリーも娘と判った上で正式な式を挙げて夫婦となるというハッピーエンド。

    ここで何となく思ったことは、、、
    たくさんの小説作品をジャンル問わず読んでいくと、やはり、幾つかの話型に分類されるということに気づきます。人物、時代、背景など細かい設定は当然ながら違いますが、大まかに分けると幾つかのパターンに分かれる話型が必ずあります。
    そして、大抵の作品は、そのどれかであるということ。となると、当然、漠然と結末や展開も予測できてしまうことになります。(もちろん、その他にも、先がまったく読めない展開の作品もたくさんあります)。
    それでも、読み手はその作品を読まずにはいられない。そう読み手に感じて貰うのが作者の力量であり、ひいては作品の「魅力」なのだろうと、ふと、そのようなことを考えました。

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著者プロフィール

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「2017年 『愛の罠 罪深き英国紳士と淫靡な蜜婚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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