野獣騎士の運命の恋人 (ソーニャ文庫)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 16
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781696706

感想・レビュー・書評

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  • 戦闘中においては息の合う上司と部下なのに、恋愛になるとダメな2人でしたね。部下の妹に指南されてハッピーエンドになります。
    上司はバーサーカー気質なのか、戦いになると興奮してヒロインにしか止められないというまさに野獣笑
    ヒロインをずっと男性と思っていた割にすごいスキンシップだったなぁと。女性と知ったショックと結婚のため退団すると聞かされたショックで精神異常きたす可愛い面もありましたね。病弱なはずの弟に叱咤され歩み出すダメ兄。
    ヒーローに憧れを抱くヒロインは恋愛に奥手でずるずると。可愛くて引く手数多なモテる妹に背中を押されるダメ姉。
    ある意味お似合いの2人ですね。

  • 帯にラブコメディと書かれてはいたけれど、まさかここまでコメディだとは思わなかった。
    主役二人が騎士で体育会系で、貴族の紳士淑女からは程遠い状態だからか。
    そりゃティナの妹も頭を抱えるだろう。
    隊長の弟も常識人と見せかけて残念系だったし。
    この世界の男性陣は残念になる呪いでもかけられてるのかと心配になる程。

    特に隊長の暴走っぷりは凄まじいものがあった。
    男性だと偽っていた頃からティナを溺愛していたところも十分やばいが、女性と分かってからも隙あらば覗き、隙あらば重症でも鎮静剤打たれても部下をぶん投げつつも脱走し、隙あらば彼女の絵姿をひたすら描き殴る(裸体含む)
    舞台が日本なら前科つきまくりの極悪人(というか変態?)である。
    ヒーローがこれで大丈夫かと。
    まあ作中でも散々残念な人と言われてはいたが。
    しかも体力、腕力が人間離れしていると来た。
    この人、もう人間やめてる(褒め言葉)
    そんな人を制御し愛せる人は、最初からティナしか
    いない。
    そりゃそうだ。

    その割にはいざティナに触れられる立場になっても奥手だったり、詳細を書くのも憚られるほど悲惨な過去を抱えていたりと普段の残念さからは想像できないギャップも凄い。
    そういうところにもティナはやられたのか。
    紆余曲折を経て、どうにか無事に結ばれた二人。
    ティナも騎士として生きるか淑女として生きるか悩んだが、隊長の言葉もあって自分の立場を定めることができたのもよかった。
    末長くお幸せに。

    前述通り隊長の過去は非常に重いものがあったが、それを吹き飛ばす勢いでコメディ部分がぶっ飛んでいるので、泣けるより笑える話になっている。
    是非外野と一緒に主役二人にツッコミを入れながら読んで欲しい作品である。

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著者プロフィール

2012年作家デビュー。乙女ゲームの脚本や『残酷王の不器用な溺愛』(ソーニャ文庫)をはじめ、キャラクターの魅力が生き生きと描かれた作品で好評を博す。思わず吹き出してしまう会話劇や、主人公たちがストーリーを経て成長していく様子がコミカルに描かれ、読者を惹きつけてやまない。

「2020年 『こちら黒宮警備、オカルト対策班』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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