心理学史―現代心理学の生い立ち (コンパクト新心理学ライブラリ)

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  • サイエンス社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781912592

作品紹介・あらすじ

心理学の歴史は古代ギリシャ哲学にその起源が求められます。それが中世、近世の哲学に受け継がれ、19世紀末ドイツのヴントによる心理学実験室開設の年を心理学独立の年とされています。その後ゲシュタルト心理学、行動主義、認知心理学といった様々なアプローチの興隆をみて現在の発展へとつながっています。本書は、斬学の第一人者が、現代の心理学をよりよく理解するための一助となるべくその歴史を一望に見わたします。西洋との交流を重ねつつ発展した日本の心理学の歴史についても章を割いています。

感想・レビュー・書評

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  • 新たな理論・概念はそれ以前の理論・概念の上に成り立ち、また、その出自は別の理論・概念を批判するものてまある。まさに心理学が学問たる由縁である。また、その時々の自然科学との密接なつながりや相互作用を考えると科学としての側面も心理学には多いと気づかされる。

    数々の実験的試行錯誤を簡単に、かつ豊富な情報量で紹介してくれる良書てまあった。他の概要書にて心理学を学ぶ際にも参考にする機会はありそうだ。

  • 心理学はギリシャ時代のアリストテレス、プラトンの時代から始まっている。しかしその後、いきなり近代に来るということはそれまでの間は哲学は発達したが、心理学を科学的に発達してこなかったのだろうか。それとも科学が追いつかないから心理学もついてこなかったのか。

    ヴントは心理学の課題として、
    1.意識過程を分析して要素を発見すること
    2.要素の結合の様式を決定すること
    3.結合の法則を決めることとした。

    20世紀初頭にドイツにあらわれたゲシュタルト心理学者の多くはナチスに追われ、アメリカに移動してアメリカの心理学に大きな影響を与えた。

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著者プロフィール

元 東京大学教授・日本大学教授

「2015年 『心理学研究法6 計量・数理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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