新版 チームワークの心理学 持続可能性の高い集団づくりをめざして (セレクション社会心理学 24)

  • サイエンス社 (2024年7月9日発売)
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  • 本 ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781916088

作品紹介・あらすじ

本書は,チームワーク研究をやさしく解説した好評書の改訂版です.初版を基に,重要な研究成果や新しい研究テーマを加え改訂しました。組織の中で率直に意見を述べ合うことのできる心理的安全性に関する研究や,コロナ禍を経て大きく変わった組織コミュニケーションのあり方を踏まえた内容へと加筆・修正しています.優れたチームワークを育み,それを発揮するヒントともなる一冊です.

●その後のチームワーク研究
本書初版の刊行から16年が経ち,チームワークに関する心理学的研究も新しい成果が報告され,さらに広がりを見せました.さまざまなテーマが開拓され,面白い研究へと発展しつつあります.そのような中,コロナ禍が世界を襲い,組織のコミュニケーション,チーム活動そのものが根底から形を変えざるを得ない事態となりました.

●優れたチームワークとは
そういった情勢を踏まえ,長年研究を続けてきた著者が,重要な研究成果や新しい研究テーマを加え改訂を行いました.組織の中で率直に意見を述べ合うことのできる心理的安全性に関する研究や,コロナ禍を経て大きく変わった組織コミュニケーションのあり方などについて,加筆・修正しています.優れたチームワークを育み,それを発揮するヒントともなる一冊です.

【主要目次】チームワークを心理学的に研究することの意味/チームワークを可視化する ― 測定への挑戦/チームワーク発達論 ― チームワークが生まれるメカニズム/チームワークの効果性 ― チーム・プロセスへの影響/優れたチームワークを育むには/チームワークの社会心理学的研究のこれから

感想・レビュー・書評

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  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 eスポーツ
    請求記号 361.3/Ya
    所蔵館 2号館図書館

  • 18年前に書かれた本の改訂版である。コーチングをチームワークマネジメントに利用しているモデルが描かれていたが、古川(2004)をもとにして筆者が改良しているので、これが旧版(2008)でもあったかどうかは覚えていない。いずれにせよ、集団で行うスポーツとして野球、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ハンドボールなどを対象として卒論を書く場合にはチームワークについてこの本を読んでおけば何か得るところはあるであろう。

  • 東2法経図・6F開架:361.4A/Y24c//K

  • 【本学OPACへのリンク☟】
    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/717578

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著者プロフィール

1991年,九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。1997年,博士(教育心理学)。現在,九州大学大学院人間環境学研究院教授。
主要著作に,『経営とワークライフに生かそう! 産業・組織心理学〔改訂版〕』(共著,有斐閣,2020年),『産業・組織心理学』(放送大学教育振興会,2020年),『高業績チームはここが違う―成果を上げるために必要な三つの要素と五つの仕掛け』(共著,労務行政,2019年),『〈先取り志向〉の組織心理学―プロアクティブ行動と組織』(共編,有斐閣,2012年),『チームワークの心理学―よりよい集団づくりをめざして』(サイエンス社,2008年)など。

「2020年 『組織と職場の社会心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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