手すりなき思考: 現代思想の倫理-政治的地平

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  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782801123

作品紹介・あらすじ

20世紀の出来事は、西欧的思考をその根拠から激震させた。そこに噴出した他者性と多元性に背を向けず、しかもやみくもな差異化に走らないヒューマニズムは可能だろうか。フーコー、デリダ、ローティらが切り拓いた現代思想の倫理‐政治的地平に、本書が挑戦を投げかける。

著者プロフィール

(Richard J. Bernstein)
1932年生まれ。ペンシルヴァニア大学、マサチューセッツ工科大学などを経て現在はニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチに所属。主としてプラグマティズムを研究するが、ヨーロッパ大陸の哲学にも造詣が深い。今は亡きリチャード・ローティの思想的盟友としても知られる。単著に『ジョン・デューイ』、『実践と行為』、『科学・解釈学・実践』(邦訳、岩波書店)、『手すりなき思考』(邦訳、産業図書)、『ハーバーマスとモダニティ』、『ハンナ・アーレントとユダヤ人問題』、『フロイトとモーゼ神話』、『悪の濫用』および『プラグマティズム的転回』がある。

「2021年 『根源悪の系譜〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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