21世紀事典

制作 : Jacques Attali  柏倉 康夫  萩野 弘巳  伴野 文夫 
  • 産業図書
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782801246

作品紹介・あらすじ

300のキーワードで21世紀を読み解く百科全書。

感想・レビュー・書評

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  • 【2008/10/14】
    90年代初頭に書かれた本。
    仏大統領の顧問である知識人ジャック・アタリが書いた、21世紀を見通すためのキーワード事典。
    無駄を省き、本質ばかり書いてあるためにとっつきづらく、読みにくい感じはした。

     歴史の切れ目は世紀の切れ目ではない。21世紀の始まりは間違いなく1989年(ソ連崩壊,クローンの誕生,インターネットの出現)

     未来を予測するのは疑わしいと思われている。未来への期待が大きかった時代に、すべての未来計画は挫折してしまったため。また予言者や占い師の珍言のせい。

    人類を動かす大きな力がある。
     1.世界人口は増え続ける。
     2.民主主義と人権が一体化する。
     3.テクノロジーが生活を変える。
    しかし、全てがうまくいくわけがない。――政治はアンデルセンよりもシェイクスピアに従う。

     重要なキーワード:ノマド(NOMADE)。
    21世紀の人間のアーキタイプ。原意は「遊牧民」。30年後には10人に1人がノマドになる。3種に分かれる。ハイパークラス(デラックスなノマド)、貧困ノマド、ヴァーチャルなノマド。ノマディズムは2つの世界の断絶と接合の上に成り立つ。きわめて優れた芸術を生み出す。

     日本は21cのはじめの1/3の完全な敗者。原因は、破滅的な人口問題、可動性のなさ、変革の見られなさ、産業と研究に欠如。

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著者プロフィール

1943年11月1日アルジェー生まれ。フランスを代表する知識人。81年〜91年大統領補佐官、欧州復興開発銀行総裁も努める。

「2001年 『反グローバリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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