芸術家ガリレオ・ガリレイ―月・太陽・手

制作 : 原 研二 
  • 産業図書
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (586ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782801741

作品紹介・あらすじ

本書は初めて直接あるいは間接にしか伝わらなかったガリレイの月の素描を集成し新たに配列しなおしたものである。太陽の黒点をどう理解したものか、1611年から1613年に至るまで継続された分析もまた、優に200を超える素描や銅版画として年代順に配列してある。これによってドイツのイエズス会修道士クリストフ・シャイナーとガリレイによるアルプスをはさんだ論争が、日1日と映画のように追うことができる。ガリレイはこのとき画家仲間のロドヴィコ・チゴリの手助けを得ていた。本書によって著者はトーマス・ホッブスの『リヴァイアサン』に始まり(1999)、ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツの『モナドの窓』(2003)に続いて、図像の力を解する基本人物たちによる初期近世3部作を完結した。芸術史、科学史、哲学史にわたる類例のない、かくもマテリアル満載で、なおかつ議論の鋭角な仕事は、ここに大きな団円を迎えることとなった。

感想・レビュー・書評

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  • ものを見る目、そしてそれを写し取る手。認識と転写が可能なればこそ、ガリレイは芸術家に近づく。そして、芸術家も同様に科学者に近づく。資料を駆使したイメージをめぐるスリリングな書物。

  • 【新刊情報】芸術家ガリレオ・ガリレイ 289.3/ガ http://tinyurl.com/b8qo8dp 終生にわたって素描芸術を研究の道具としたガリレオ。貴重な月の素描などを集成し、彼の芸術家としての面を評価する。画家チゴリの協力を得て描いた太陽黒点も原図大で収録。 #安城

  •  この本では、ガリレオ・ガリレイはどのような人物だったのか、またどのような学問分野を研究していたのかがわかる本です。この本には、ガリレオ・ガリレイが描いたスケッチが描いてあります。ガリレオ・ガリレイの知られざる一面が見れる本になっています。
    (匿名希望 外国語学部 外国語)

  • scienceではなく、artに位置づけてみました。。。

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    「モダニティの権化ガリレオ・ガリレイは20世紀にすっかり人気を失った。ところが今「芸術家」ガリレオとなってよみがえるという。本書に満載の月面図と太陽黒点図の魅力はどうだろう。それらはたんにイラストのにぎわいではない。彼の本質を示す一次資料なのだ。すなわち、「素描」によって、つまり「手によって」考える科学者とは…何! ? 」

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