記号論理入門 (哲学教科書シリーズ)

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  • 産業図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782802014

作品紹介・あらすじ

本書は記号論理学の入門書であるが、他の入門書と異なる点は、半期の(つまり半年の)コースでの使用を念頭においている点である。そのために、全体の分量はかなりコンパクトになっている。それにともなって、内容的にかなり大胆な取捨選択を行なわざるを得なかった。基本方針は、(1)命題論理と述語論理を区別せず、最初から述語論理を視野に入れた叙述を行なう、(2)自然演繹法を中心に据える、(3)真理関数は扱わない、ということである。

感想・レビュー・書評

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  • 論理学に興味を持った文系の初心者にはとてもいい入門書だと思う。まず、内容がコンパクトで必要最小限なこと。論理学の規則を、なぜそうなっているかを初心者にわかりやすく説明してくれることにフォーカスしている。不完全性定理とか完全性定理などには踏み込まない。命題論理だとか述語論理だとか区別しない。ただし、個々の規則については、それぞれわかりやすい例をあげて、駆け足でなく、説明をしてくれている。
    論理学の規則を納得して使いこなせるようになることだけを目的としているのが潔く清々しい。他の入門書で挫折した人はこの本で再入門してみたらどうだろうか。

  • 野矢さんの『入門!論理学』に比べるとテクニカルな印象を受ける本

    知識としての吸収を目的にする読者ならこの本でもいいと思うが、疑問を持ったり考えたりするのが好きな読者は野矢さんの本の方をすすめます

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著者プロフィール

専修大学 教授

「2017年 『数学はなぜ哲学の問題になるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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