ニューロ・ファジィ・遺伝的アルゴリズム (エレクトロニクス実践シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782855393

作品紹介・あらすじ

本書では、新しい技術として特に大きな注目を集めているニューラルネットワークとファジィ、それから遺伝的アルゴルズムを総合的に扱い、個々の技術の背景から基本と応用、さらにそれらの融合方法までをポイントをおさえて解説しています。高校生程度の方々でも理解できるように、解説はできる限り平易になるよう心掛けました。同時に、現場の技術者の方々の製品開発にも十分役に立つように、技術の流れと根本的な原理、応用における注意点やポイントを解説しました。

感想・レビュー・書評

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  • ファジー理論は、バブル期の家電にとりいれられた。たとえばエアコン。人は暑い時にクーラーを、寒い時にヒーターをつける。しかし実際には、エアコンのヒューマン・インターフェースが温度設定なため、温度で指定している。これをやめ、家電に定性的な指示(暑い、寒い)をするためにとりいれられたのである。ニューロも、遺伝的アルゴリズムも似たようなもの。多くはエクスパートシステムや決定論的に解を見出すのに恐ろしく時間がかかる分野に応用先を見出した。 当時は、非常に注目を浴び、あたかもコンピュータが定性的な人間の言葉を解する日も近いかの印象すらあった。しかし、現在はこれらの理論は細々とニッチな応用分野にとどまる程度。なぜか? 本書を読めば、この疑問に答えることができる。簡単にいえば、これらの理論を実装したソフトウエアの答えに再現性が低く品質保証をすることが非常に難しいためだ。通常のソフトウエアでも品質保証は極めて難しい。しかしこれらの理論をインプリしたソフトは解の再現性が低いため、統計的しか正しいことが確認できない。したがって通常のソフトウエアのテストを統計上意味のある回数行わないと、これらのソフトウエアの評価ができない。これでは、なかなか製品にするのは難しい。 逆に、この問題をクリアできればこれらの理論は非常に有望だろう。この分野にテストのエクスパートが参入することを期待する。

  • 冒頭に脳についての記述もありおもしろい.人体の本もこの後読みたい.

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著者プロフィール

慶応義塾大学教授 工博

「2020年 『ディジタル信号処理(第2版・新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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