にちようび (至光社国際版絵本)

著者 :
  • 至光社
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783402466

作品紹介・あらすじ

日曜日の朝、食卓にあふれる陽の光、ただようのびやかな気分、つと動きだす玩具の汽車…絵本でしか描けない満ち足りた“時”が息づく。

感想・レビュー・書評

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  • おもちゃは最高ね

  • 1997

    不思議なことに子どもは幼い時ほど、日常のあらゆる者を自分の世界に取り入れて遊ぶことが出来ます。
    玩具を見ましても大きな子どもになるほど、本物のミニチュア化した物でなければ面白くなくなってまいります。もっと大きくなり社会人ともなりますと、もはや本物そのものでなければ満足できません。”本物志向でありたい”などと言われますからなおさらです。
    この本は、まだ想像力が豊かだった頃の思い出でもあります。

    「にちようび
    よく はれた あさです」

    「こんどは
    じどうしゃで いこう」

    木製のおもちゃの汽車にこれまたつみきの人形をひとりづつのせていく
    どこへいくのかな

  • 大好きな「のらいぬ」の谷内こうたさんの作品。

    光の表現に鳥肌がたった。

    にちようの朝の、やわらかな穏やかな、あの感じ。。

    どうしたらこんな表現ができるんだろ。

  • はじめと終わりの2ページ以外は文字がありませんが、絵を読むことを楽しめる1冊です。電車が3人の小人さんを乗せてテーブルの上や床を走っていきます。うちの子はどうやらレイモンドブリッグズの影響で飛ぶことに興味を覚えたようで、電車が飛ぶシーンに大喜び。私も大喜び。飛ぶことへの憧れは、大人になっても褪せないのですね。

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著者プロフィール

1947年神奈川県に生まれる。
1968年多摩美術大学油絵科2年中退。
1969年初めての本「おじいさんのバイオリン」出版。
1971年絵本「なつのあさ」(至光社)でボローニヤ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
ボローニヤ国際児童図書展エルバ賞。グラフィック賞(1972年、1975年)
東京アートデイレクターズクラブ(ADC)賞(1973年)
ブラティスバラ世界絵本原画展(BIB)金のりんご賞(1979年、1981年)
1982年絵本「かぜのでんしゃ」(講談社)で謡談社出版文化賞受賞。
1983年再渡欧 フランス、ルアーン市に現在まで滞在。
1989年飯田画廊にて風景画個展(1990年、1995年、1999年、2001年)
1998年10年ぶりの絵本「にちょうび」(至光社)でスイス、エスパースアンファン賞受賞。

「2018年 『ぼくたちのやま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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