人魚の博物誌: 海獣学事始

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  • 新思索社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783501718

作品紹介・あらすじ

人魚セイレンが、科学の分野で認知されるのは、近代自然史への道を開いたゲスネルの『動物誌』が世に出てから、2世紀もの長い歳月を経た18世紀半ばになってからである。神話のセイレンが科学の世界で不滅の地位を与えられたのは、分類学の祖リンネによってである。動物誌の世界から海獣学。

著者プロフィール

1930年東京都に生まれる。1964年東京大学にて医学博士号取得。1971年東京大学専任講師(医学部解剖学)。1980年筑波大学医療技術短期大学部教授、東京大学総合研究博物館終身学芸員、筑波大学医療技術短期大学部名誉教授、医学博士。2004年逝去。主要著書に『鯨[原書第2版]』(共訳、1984年、東京大学出版会)、『人魚の博物誌』(1989年、思索社)、『鯨の自然誌』(1992年、中公新書)、『イルカと話す日』(共訳、1994年、NTT出版)、『骨の動物誌』(1995年、東京大学出版会)、『骨と骨組みのはなし』(2001年、岩波ジュニア新書)などがある。

「2022年 『川に生きるイルカたち 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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