1941年、大阪府生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。73年国際熱帯農業研究センター(CIAT:コロンビア)キャッサバ育種室長として着任し、変異の大きな巨大な育種材料集団をつくりあげ、83年タイ移転。CIATのアジアキャッサバプログラムを設立し、アジア各国で50以上の新品種が採用され、栽培面積は170万ha以上に及ぶ。98年に帰国し、神戸大学農学部教授を経て退官。カブトムシなど甲虫類の世界的コレクターとしても知られる。著書に『自殺する種子:遺伝資源は誰のもの?』『カブトムシと進化論:博物学の復権』(ともに新思索社)、『キリスト教・組織宗教批判500年の系譜』(明石書店)など。
「2009年 『虫のフリ見て我がフリ直せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」