堀口大学詩集 (現代詩文庫 第 2期19)

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783708049

感想・レビュー・書評

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  • 堀口大學といえば訳詩が有名だが、本人の言葉のセンスがいいので、自作の詩も訳詩に劣らずうつくしく、優美で、あわくやさしい表情に満ちている。

    かと思えばその調子のままで官能的な詩も書かれている。
    なのにちっともいやらしく感じないのは、
    女体のうつくしさへの純然なる賛美に埋め尽くされているからかもしれない。

    「乳房 掌の恋人」

    とかね。
    こんなふうに褒められたら、きっと恋人も気持ちよかっただろうなあ、と想像する。


    「はつ潮

    半開のばらがこぼした花の露
    ばら色にばらがこぼした月の露
    初めての
    今日があなたの月の日です

    軽い頭痛とほてる頬
    それにもやがて慣れませう」

  • 「ミューズ」「エロス」そう言えば聞こえはいいが、すこし私には合わなかったです…。
    女性の体と性の詩が多すぎた。
    『隕石』のようなすばらしい詩を期待したが少なかった。

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著者プロフィール

詩人、歌人、フランス文学者。1892年(明治25年)1月8日~1981年(昭和56年)3月15日。


「2018年 『無伴奏女声合唱のための 3つのessais(エッセ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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