平出隆詩集 (現代詩文庫 第 1期100)

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  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783708650

作品紹介・あらすじ

既刊詩集・未刊詩篇の全部または殆ど収録。主要詩論・エッセイ・自伝などを収録。書きおろしの作品・詩人論を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 以前『戦後名詩選2』に収録された〈胡桃の戦意のために〉からの断章を読んで以来ずっと気にかかっていた。そして漸く全篇を通読したのだが---全くもって難解だった。しかし「晴れやかな地下鉄道。晴れ渡って涯てしない壁。日を繋いでいく轟くばかりの鋼の祈りに、ひと刷毛の雲が掛かって、はじまりよ、それがおまえの巣。」で始まるこの詩句にどうして抗うことができよう。今は言葉の切尖を追い感覚を捉えるだけで精一杯。それでも惹かれて止まないものそれはいったい何なのか。知りたい。執拗に喰らい付ききっと噛み砕いてみせる。胡桃よ。

  • 未刊詩集<花嫁>全篇
    詩集<旅籠屋>から
    詩集<胡桃の戦意のために>全篇
    詩集<若い整骨師の肖像>全篇
    詩集<家の緑閃光>全篇
    未刊詩篇 サリーダ/魔法/セロファンの翳り
    評論・エッセイ
    作品論
     平出隆論=天沢退二郎
     平出隆『胡桃の戦意のために』=澁澤龍彦
     この完璧の鈴をふれ=中沢新一
    詩人論
     ある純粋=清岡卓行
     オン・ザ・フライ=稲川方人
    (目次より)

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著者プロフィール

多摩美術大学教授

「2011年 『私と世界、世界の私』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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