辻仁成詩集 (現代詩文庫)

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  • 思潮社
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本棚登録 : 33
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783709183

作品紹介・あらすじ

辻仁成は創作のすべての源を詩におくという。小説での芥川賞受賞をはじめ、エッセイ、童話、シナリオ、映画などその天賦の才のエネルギーを放出し続ける著者の詩作品を集成。

感想・レビュー・書評

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  • 今読むと、どうってこともないのだが、
    思春期には面白かった。

    平和町
    何度も何度も読んだ。

    やはりアイデンティティの不確かさと、
    幻想と幻滅の狭間を書かせると逸品なのだが、
    青臭さとナルシシズムが鼻についてしまうのがこの作者。

  • 「おとな」という詩が好き。「こどものまっき」に、おなじことをかんがえて、「おとな」のいまも、おなじことをかんがえる。

    でも、「はじめての子」という詩で、急に作者のほんとの本音や姿をみたようで好きでなくなった。ちょっとつかめないイメージの人だったけど、急にリアルな人に感じてあのときは気持ち悪かった。
    本音かも虚構かもしれないけど 誰かが、傷つくような言葉はのせないでほしかった。
    こどものまっきにも、そう感じたし、親になったいまも、そう思う。

  • 小説家としてはゆるい文章書きなので、詩のような凝縮したようなモノはどうかな?と思っていたのだけれど、これがなかなか悪くない。ゆるいけれども、行間を読ませる。「今日もまた一人/友達の使い捨て/昨日捨てた友達は/反対側の岸で怒っている/彼の声は吹き抜ける風に/流されて僕のもとにはもう/届かない」などと。佐藤泰志と函館について書いた散文も掲載されている。

  • 率直な感情で、叙情的な詩、、
    尖った感じもするが
    繊細な詩だとも思う。


  • いいなと思うものもあるけど、私には全体的に人の目を気にしすぎでねらってる感じがして、深みが感じられない

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著者プロフィール

辻 仁成(つじ ひとなり/つじ じんせい)
1959年生まれ、東京都出身。ミュージシャン、映画監督、小説家。1985年にロックバンドの「ECHOES(エコーズ)」ボーカリストとして活躍。2003年に渡仏し、拠点をフランスに置いて創作活動を続けている。
1989年『ピアニシモ』で第13回すばる文学賞を受賞し作家デビュー。1997年『海峡の光』で第116回芥川賞を受賞。1999年、『白仏』のフランス語翻訳版で、フランス五大文学賞の一つフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。
ほかの代表作として、映画化された『冷静と情熱のあいだ Blu』『サヨナライツカ』をはじめ、『右岸』『ダリア』『父 Mon Pere』など。

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